水槽で金魚を飼うというその事自体が既に干渉しているとも言えるけれど。

 

とりあえず、日差しが強くなった影響なのか鉄の針金を数本沈めているにも関わらずアオコが発生し始めたので、その対応。

 

最初は単純に遮光しようかと思ったけれど、それだとアオコと共に石巻貝の餌である苔にもダメージがある。

それに、中途半端な遮光だと強い光が入る部分でアオコが増殖してしまうため、むしろアオコばかりが増える恐れも。

実際、アオコ対策で池に遮光を施した所、水草の勢いが弱まってアオコはむしろ増えたという所もある模様。

アオコ対策でソーラーパネルを浮かべている所とか、そんな事になっている事例もあるのではないだろうか。

また、アオコは毒性物質を作り出したりする場合もあるので、アオコが増えた水槽にエアレーションとか結構やばいのではないだろうか。

実際、今はエアレーションこそしていないけれど、その様な状況に昨年までなっていた。

鉄の針金を沈めてからは大分収まっていた。

 

ということで、苔にダメージを与えずアオコの繁殖を抑える方法を検討。

要は光の強さを弱めれば良いのではないだろうかということで、水槽の上に部分的に透明なポリカプラダンを設置した。

ポリカプラダンは両面耐紫外線コートが施されているので、その分も効果を発揮してくれるかもしれない。

部分的な設置にとどまっているのは、エアレーションをしていない水槽なので空気の流れを遮断する事による酸欠を防ぐため。

→後で、物干し竿用洗濯バサミを利用して、斜めにすることで通気部分を確保し全面をカバー。

 

苔は今よりも光が弱い時期でも育っていたので、アオコに適する光の強さを下回る明るさを確保してやれば苔が優勢になってくれるかなと。

 

あと、アオコは大増殖した後にウィルスの蔓延で自滅するらしいので、アオコが少し発生していたけれど今はほぼ無くなった石巻貝用水槽の水を入れてみた。

逆に、金魚水槽の水を石巻貝用水槽の中にも入れてみたので、そこでアオコが増殖しなければウィルスが存在していて、増殖すればウィルスはいなかったということで、ポリカプラダンの効果を間接的に検証できるかもしれない。

環境が悪くてアオコが増殖しないという可能性もあるが。

→石巻貝用水槽の方は、リン酸の量に対して鉄分が多かった様でアオコは沈殿していただけだった。

→ガラス水槽で苔を順調に増やす方法については、今の実験が応用できるかもしれない。

 

ついでに、ここ1週間で3回目ほど水換えを実施したので、今後は高頻度の水換えは休止してしばらく様子見予定。