改造したシェーバーに使用しているエボルタの調子が悪くなってきたので、代替品の候補として先日セリアで単3の充電池を買いました。

何故か売り場には充電池のみそれなりの数が並んでいたとはいえ、それについては深く考えず、

「エネループの充電器で対応できるだろう」と思ったのですが、、、。

 

帰宅後、使用した充電器はNC−TG1というエネループ充電器でも初期型のもの。

充電電流も低いので大丈夫だろうと一応監視しつつ充電を開始した所、

1時間ほどで充電池が熱くなったので、充電ランプの消灯を待たずに即座に取り外し。

電池の電圧を確認した所、1.4Vを示していました。
 

どうやら、充電電流が大きすぎた様です。

改めて確認した所、セリアの充電池『VOLCANO NZ』(単3)は定格容量が1300mAhで充電電流は本来その1/10の130mAhだったのですが、NC−TG1の出力は300mA。

約2.3倍の電流を流し込んでいた様で、そりゃ過熱もするはずです。

 

ネット上にはエネループの充電器でも問題なく充電できると言う話もちらほらありますが、安全性を考慮するとそれは止めた方が良さそうです。

(充電池自体の当たり外れもあるようですが)

 

 

ということで、改めてセリアに対応する充電器の有無について確認してみると、既に廃盤で入荷予定無しとのこと。(でも充電池は売っているという)

しょうがないので、逆に充電器のみ販売されていた(こちらもこちらで、、、)ダイソーの方で購入することにしました。

 

ダイソーの充電器はLOOPER対応のもの。

出力は1.4Vで130mAhなので、仕様上は問題ないはず。

ただし、充電開始後8時間で電源が切れるという余計な(?)タイマー付き。

当然ながら満充電にすることは出来ないので、充電開始後2時間で一度コンセントを抜き差しして10時間の充電時間を確保しようかとも思いつつ。

もっとも、主な使用用途が1000mAhの充電池が入っていた電池交換式に改造したシェーバー用なので130mAh×8時間の1040mAhでも問題は無し。

 

 

その他、調子が悪くなっていたエボルタは、以前「充電器は新しい方が性能がいいのだ」と思い込んでいた時に購入したエネループ充電器に付属していたもの。

どうやら、エネループほどの耐久性は無いみたいです(価格からして当たり前か)。

 

エボルタで使用していた充電器は、BQ-CC83。

充電電流が、単3が4本の時は300mAなのですが、2本(以下)になると600mAになるというもの。

急速充電は電池を痛めるので、あえてその機能が無いものを選んだつもりだったんですけどね。

ほぼ1本で充電することが多かったので、毎回急速充電を行っていた様なものでした(エボルタの容量は1950mAhなので、定格の約3倍)。

 

シェーバーは交換式に改造しているので、充電が無くなれば電池を交換すればいいだけ。

そのため、少々充電時間が長かろうが全く問題ないので、今後はダイソーの充電器を積極的に使用していこうかと考え中。

シェーバー本体の改造時に内部基盤を残していればそのまま充電器として使用できたのですが、現在は電池とモーターを直結で基盤他を取り払ったのでそれが出来ないんですよね。

もっとも、予備がもう1個あるのでそちらを改造することも出来ますが、タイマー機能は無いので素直にダイソーの充電器の方が安全性が高いかなという所。

USBアダプタを別途準備する必要はありますが。

 

ということで、少し前のエネループ充電器よりも更に充電時間が長くなるダイソーの充電器の方が自分の使用状況には合っている様です。

 

これで、タイマーが10時間なら文句無しだったのですが、経年劣化で電池容量が低下していくことを考慮すると、あえて満充電まで充電を続けない方が電池寿命自体は伸びる可能性もあるなと思いつつ。

 
 
 

追記。

 ニッケル水素電池は急速充電時に表面温度55℃位なら問題ない(←Pana正規品の場合)らしいですが、100均製品では不安が。。。

 今回購入した充電器では、周囲温度24℃で32℃程度まで上昇していました。(今回はほんのり、エネループ充電器では明らかに熱かった)

 どちらにしろ、電池寿命を縮める要因の一つが温度の上昇なので、充電時の温度が低いに越したことはありません。