我が家でメインで使用している空気清浄機には、純正のフィルターではなくPM2.5がキャッチ出来るというエアコンフィルターを使用しています。
なお、それは100均のものではありません。
100均のフィルターを装着してみたこともあるのですが、能力的に不十分だったのでそちらはサブ運用となりました。
(サブとしてなら24時間運転している掃除機みたいな感じで十分だったので)
2023年の初め頃からそういう運用を続けていたのですが、先日、100均ではないとはいえ単価計算してみると純正のフィルターを使用した方が安くつくという感じだったので、20日位毎のフィルター交換が面倒になってきたこともあり、先日純正互換フィルターを購入してみました。
純正互換フィルターの寿命は1年半とか書いてあったので。
ただ、その寿命の表記には裏があるかもしれません。
購入したものと別の互換フィルターでは寿命が更に長く書かれていたり、「1日8時間運転した場合の寿命」とか書かれていたりで、果たして、24時間連続運転でどの程度持つのやら。
あと、純正互換だけあって、フィルターの装着方向の印はありませんでした。
HEPAフィルターには裏表があるのもがあり、繊維の密度勾配によって逆方向に装着した場合にはその寿命が著しく短くなる場合があります。
密度勾配は、フィルターの入口側で大きめのホコリを濾し取ることで出口側の目が細かい方が詰まりにくくするためのものです。
まあ、フィルター表面を触ってみればザラザラ面(入口側)とつるつる面(出口側)が簡単に判別出来るのですが。
ただ、HEPAの基準から言えば、フィルター表面に触るなどその性能を著しく低下させることになる言語道断の所業らしいですが。
そもそも、空気清浄機に取り付ける時点でガバガバの装着状態でHEPAの基準以前の問題で、エアコンフィルターを装着している時のほうがむしろ隙間は無い位でしたが。
改めて純正互換フィルターを買って思い出したこと、純正フィルターも結構隙間だらけだったなと。
過去記事で書いていましたが、空気清浄機本体のコードが貫通する部分からフィルターの裏側へと直通で空気が流れる部分もあったりして、「なんでこんな所にホコリが溜まっている?」ということも。
空気清浄の効果を高めるためには、そうした部分をしっかり塞ぐ必要があります。
そんなこんなで装着後試運転を実施しましたが、、、試運転で終わりました。
というのも、フィルターの通風抵抗が大きすぎて、エアコンフィルターを装着していた時の1/3位しか風が出てこなかったので。
いくらフィルター性能が良かろうが、処理できる空気量が少なかったら空気清浄機の意味がありません。
そういえば、車のエアコンフィルターを自作版(100均フィルター使用)に改造した際もその空気量増加に驚きました。
蛇腹でろ過面積を増やして通風抵抗を下げているとはいえ、薄いフィルターの低抵抗には敵いませんね。
ということで、本来の空気清浄機には使用することが今後もないことが決定した純正互換フィルターですが、第2の人生(?)を見出しました。
それは、別メーカーの空気清浄機で使用するというもの。
もっとも、その空気清浄機に関しては普段はまっっっっっったく動かす予定はなく、実家に帰った際に使用しようという位のもの。
実家では、まあなんというか、家の中の状態に非常におおらかな状況で、帰省する度に大掃除から始まる様な環境なので。
一通り掃除をするとはいえ、一晩泊まったら朝喉が痛いという状況になるので空気清浄機が必須なんですよね。
その位の使用であれば、48時間で勝手に止まるタイマーとか耐久性に乏しい軸受とかそもそもの風量が少なめで望む風量にしようとすると動作音が格段に大きくなるとかいう事等についても妥協出来るかなと。
そんな感じで、ツインバードのAC-D358PWの純正互換フイルターを、象印のPU-HC35-WAに取り付けることを計画中。
互換フィルターが入っている箱を重ねた所、大体嵌りそうな感じだったので。
隙間が空いたらマスキングテープや隙間テープ(スポンジ)で塞げばいいかと。
ツインバードの方で純正互換フィルターを使っていた時にも隙間テープ(スポンジ)を使っていたので。
脱臭フィルターって、使用期間を長く設定しているHEPAフィルターが臭くなった時の誤魔化し用ではないのだろうか。
通風損失も増やす方向だし、あまり意味があるとは思えない。
今後はエアコンフィルター一択。
ただし、20日位毎の交換(めっちゃ手作業)が必要。
フィルター固定用の枠(自作)に合わせてハサミで切って押し込むだけなのでそこまで面倒ではないけれど。
あと、枠を空気清浄機本体に押し込んだ後、隙間が開かない用に、周囲をセロテープで4箇所程度固定することは必須。
フィルターを通過しない空気を循環させても意味がないので。