単4電池駆動から単3電池駆動に変更した結果、光り方が妙に明るくなった感じがします。
ただ、LEDの明るさは流れる電流の大きさに比例していて、電流が流れ過ぎると焼けて壊れます。
以前、ダイソーのランチャーライトを買った時にも、あまりの明るさにびっくりしたのも束の間その日のうちに点かなくなるという事がありました。
もしやそんな事になっていないだろうなと考えていて思い出したことが、電池の内部抵抗の存在。
電池の内部抵抗は、電池のサイズが小さいほど大きくなります。
小さな電極で全体的にも狭い所を通っているので。
電池のサイズが大きいとそれに従って内部抵抗が小さくなるので、無理なく流す事が出来る電流の大きさも増えます。
つまりは、電圧は同じでも単4のサイズで物理的に制限されていた以上の電流がセンサーライトのLEDに流れ込んでいる模様。
それが許容範囲内であることを願いつつ、ACアダプタにしなくて良かったという所でした。
ACアダプタなら電池の内部抵抗に相当する部分など無きに等しく、電圧もUSBチャージャーの5Vを流用しようものなら、明らかに過電圧になっていたので。
センサーライトを分解された方の記事を参考にすると、回路図的に電源電圧がそのままLEDの点灯回路にかかる様になっているみたいなんですよね。
一応電流制限抵抗は入っているみたいですが、過電圧に対応しているはずもなく。
電源電圧が上がった結果は、明るさが増す代わりにLED寿命を犠牲にすることになるかと。
もっとも、単なる電池交換の場合には、電池の内部抵抗は結構変動が大きいらしいのでそこまで影響は無いはず。
とはいえ、若干気になる所ではあるので、伸ばしたコードの途中にいくらかの電流制限用の抵抗を入れようかな。
今の季節は周囲温度が低いので、1回30秒程度の点灯でどうこうなるとは思いにくいのですが、夏場は若干不安でもあるので。
0.5Ω位で良さそうだなとは思いつつ、金属膜抵抗で大丈夫かどうか検討中。
そういえば、電圧を思い切り落として3V(単3電池2本)でも動作するのか試してみた所、動作しました。
単4電池でギリギリ動作しなくなった時の電圧が1本当たり0.8Vだったので、その時の3本での電圧である2.4Vを超えていれば動くだろうと思ったのが予想通り。
もしかすると、内部抵抗が更に低い単1電池なら2本駆動でもある程度まともに(十分な駆動期間で)動くかもしれません。
まあ、やってみなければ判りませんが。
センサーライト以外でも、眩しすぎたキーライトの電池を1個減らしたり、300円スピーカーのUSB電源を3V(電池2本)まで落として運用していたりするのでそっちの方がありかなと思いつつ。
2.4Vなら1本当たり1.2Vなので、そこまで使えれば十分かなと。
でも、単3電池2本時は明らかに明るさが暗かったので、果たしてそこまでやるべきか、やっぱり検討中。