今日も空に木星が輝いています。

新月を過ぎたので月の輝きも増してきていますが、それでもその存在が霞むことはありません。

 

そんな木星を見ていて思ったこと。

太陽からかなり離れている木星から届く光には、相応の情報が含まれているのだろうなということ。

 

太陽から地球までの距離(約1億5000万km)は1天文単位と表され、木星までの距離は5.2天文単位ほどになるのだそうです。

もっとも、地球も木星も公転しているので相互の距離は常に変化していますが。

接近時ですら地球から4天文単位(約6億km)の彼方にあるという木星から届く光、太陽から離れた場所の「情報」がそれにあるのだろうなと。

 

アンテナは、受信したい電波をまずは自ら発信することで共鳴し、受信することが出来るのだそうです。

自ら少しでもそれに合わせることによって、そこに含まれる情報を認識することが出来る。

 

とはいえ、アンテナで受信した後はどの様に情報を取り出すか、そしてどの様な形で増幅するのかによって、情報はその形を変えることになるとは思いますが。

同じ情報を得ても、どの様に感じるのかは人それぞれ。

今日も、真っ黒な天幕の向こう側を覗く様に輝いていた木星でした。

 
見ることは見られること、かな。
 
「深淵を覗く時、、、」という言葉があったけど、深淵だからといって暗い闇でなければならない訳でもなかったことにも気づいた今日この頃。