石巻貝はひっくり返ると起き上がれないという話をしている所もありますが、実際の所普通に起き上がれます。
大磯砂の上でもタッパーの底面でも、当然ベアタンク運用をしている水槽の底でも。
ひっくり返るタイミングは、私が苔を食べてもらうために強引に引っ越しさせた時位。
ひっくり返ると起き上がれないというのは、その時、単に起き上がる体力が残っていない状態ということなのでしょう。
一見ピカピカに見える水槽の壁面にも目に見えない苔が生えているので石巻貝はそれを食べているという話もありますが、掃除をする必要があるほどの苔も短期間で食べ尽くしてしまう石巻貝にとってそれがどの程度の食事量になるのかは簡単に想像できること。
そんな状態を継続させるから自然界では長寿命だけど水槽では1年ちょっとということになってしまうのでは。
ということで、現在別途タッパーで増やした苔をタッパーごと水槽内に設置して食べてもらっています。
緑水化すると苔が育ちにくいので随時水換えをして透明度を保ちつつ増やしたものを。
あと、タッパー単位だと運用しにくいので、現在透明なDVDケースのプラ板に生やしてみようとそれをタッパーに投入中です。
その他、換気扇に追加したファンを改良。
ペットボトルのフタを芯に、プロテインに付いてきたスプーンを利用してプロペラ形状に仕上げました。
まあまあ効果は出ているのではないかと自画自賛中です。
普通の性能が出ている換気扇には全く敵いませんけどね。
追記。
水槽にタッパー及びその中に石巻貝を投入後数時間、1匹を残してタッパーから外(水槽内)に出ていました。
当然ながら数時間程度ではタッパー内の苔は食べつくされていません。
そういえば、以前もそういうことがあったなと思いつつ、タッパーの居心地が悪かったのか何なのか。
他の石巻貝の殻に登ってがじがじするくらいお腹は減っていたはずなんですけどね。
苔の種類が気に入らなかったのかもしれません。
なお、タッパーには2種類ほどの苔が結果的に増殖中。
今後石巻貝の好みに合うものが育つことを期待します。
2025.09.05 追記。
石巻貝がやって来て2年超、苔を十分に供給したこともあり、夏場に保冷剤の投入が遅れた時に高温で☆になった1匹を除いて2匹が元気に活躍中。