車にソーラーパネルを設置して2日目、今日はほぼ南向き駐車で充電してみました。
その結果、家の駐車場に帰り着いた時点で、車が充電モードに入っていない状況で13Vほどを表示。
先日まで12V程度を表示していたので、約1V程バッテリーの状態が改善できた模様です。
とはいえ、充電直後は高めの電圧を示すので、明日の朝にどの程度の電圧になっているかなと思いつつ。
そして思ったこと。
ソーラーパネルの最高効率を出す様に南向き運用をつづけたら、今後確実に過充電となってしまうということ。
ソーラーパネルの最大出力電圧は17V以上。
それがバッテリーにかかり続けるということは、電極で盛んに電気分解が起こって(水素が発生して)液量が減るということ。
液量が減ったまま使い続けたらバッテリーの電極が破損します。
それ以前に、車の電装系に過電圧がかかるので、こちらもかなりよろしくない。
以前も数カ月間運用していた事があるので、ある程度は大丈夫だと思いますけどね。
もっともその時は、西向き駐車の上に直射日光が当たる時間が更に限られるという状況でした。
バッテリーの電圧を監視して制御する充電コントローラーを付ければ何の問題も無さそうですが、充電コントローラーの推奨動作温度帯は50℃以下。
車の中は直射日光を受けると容易に50℃を超えるので、ちょっとな、と。
それに1年程度で使用不能になったという話もあったので、現状導入する予定はありません。
ということで、明日以降はバッテリー電圧を監視しつつ、北向き駐車でぼちぼち発電&充電運用とする予定です。
それでも充電が多すぎる様であれば、コピー用紙でも1枚上に乗せて透過光で適度に発電するようにさせようと。
家の蛍光灯でも13V以上の電圧が出ていたので、(電流値はともかく)そうしたことを行ってもある程度は充電されるかなと。
バッテリーの補充電運用のためには、8Wでも多すぎたかもしれないという今回の事例でした。
ソーラーパネルの出力電流は8W÷12V=約0.7A。
使用しているバッテリーの容量は29Ahなので、その10分の1であれば、2.9A。(補充電時にバッテリーを痛めない最大電流)
最大電流が流れても安全に充電が出来る電流の約1/4なのでさほど問題にはならないとは思いつつ、毎日続けることなので安全マージンは大目に取っておきます。