多胚とは1つの種子に複数の胚(芽)を持つもののことで、温州みかんの種がそれに当たります。
温州みかん自体は品種改良の結果、種無しであることが基本みたいですけどね。
実家からもらってきたみかんは先祖返りしていたのでしょう。
ということで、昨日掲載した様な1種子1芽ではなく、1種子多数で出てきそうになっているものを見つけました。
1箇所に1粒づつまいていたので、これは確実に多胚性の確認ということで。
ただこうなると種子と周りの土の両方で栄養の取り合いになるので何処まで育つのやらという所ですが、どんぐり等はわざとある程度密集した状態で発芽させて生育の良いものを自然淘汰させるというやり方もあるので、今後は数を減らして立派に育つのかもしれません。
また、多胚性の種の場合には雑種の芽とクローンの芽が出てくるそうなので、上手く行くと食べたみかんと同じ品種の物が育つ可能性もあるそうです。
もっとも、そこまで育つにはかなりの年数が必要になりますけどね。
雑種の方が美味しくなる可能性もあるので、昨日の芽も育ててみる予定です。
ミカンの苗も金魚水槽に移して水耕栽培するのもいいかもしれないと思いつつ、でも金魚水槽がある所は日当たりが良くないんですよね。
今置いている所も日当たり自体はあまり良くないのですが、一応西側なので外気温が上がった所に日が差してくるので東側で育てるよりもいいかなというところで、そのままにするかもしれません。
金魚水槽のエンドウ豆は一番黄色くなっていた苗以外は復活しました。