エアコンの室外機に日除けを設置しました。

 

利用したのは100均で200円/枚で買ってきた、ウッドパネル。

 

 

2枚でほぼカバー出来ました。

 

もっとも、これをただ置いただけでは日が当たっている時はともかくそれ以外の時間はただの保温材(熱がこもる)原因になるのでひと工夫しています。

 

具体的には、室外機の天板との間にある程度の空間を設けるということで、

 

 

 

直径6mmの木の棒を買ってきて、4cmの長さに切り、先端を少し削ってウッドデッキの底面の穴に差し込んでいます。

 

その結果、日が当たらない時に室外機の天板に熱がこもっていた状況が改善されました。

 

 

 

そして、アパートの屋上も似たようなことが出来ればと思っていたら、ちょっとしたアイディアを思いつきました。

 

屋上に設置する場合には、日除けの板を水平ではなく垂直にするというもの。(ルーバー状態)

その結果、日中の日差しを遮ると共に、夜間の放射冷却を促進出来ます。

 

板の向きは太陽が南中するタイミングに合わせるのではなく、実質的に外気温が上がってくる2時〜3時頃の日差しに対して直角に設置し、板の高さは相互の板の間隔次第でもありますが太陽の角度に合わせて太陽光が屋上面に到達しないだけのものにする、とか。

 

適切な板の間隔と高さにすることである程度の重量と通気性が確保できるので台風等の時にもいちいち撤去する必要は無くなるのと、垂直方向には開放されているので夜間の放射冷却を促進することで冷房負荷の低減が図れるはず、ということで。

 

その効率が高くなる設置方法と導入コストとランニングコスト(省エネ効果)の折り合いについてはシミュレーション(要は計算)が必要になりますけどね。

 

という事を考えていたら、既に似たようなものがありました。

 

『ABC商会、「風になびくパーゴラ」が屋上・壁面緑化技術コンクール「会長賞」受賞』

 

確かに、板ではなく布の方がコストと屋上の耐荷重の問題がクリアできます。

 

でも、風が吹いたら動くのでやっぱり遮光(遮熱)性としては板でルーバー状の方が確実そうだなと思いつつ。