学習机を解体したそのスペースに、我が家で2台目のスタンディングデスクを作成して設置しました。

 

 

画像は設置中の様子。

もちろん私用ではなく息子用で、私が使っているものと同様に外付けキーボードのスペースを追加して操作性を良くしています。

私が現在使用しているものよりも大分広々としていて使いやすそうです。

 

パソコン等のVDT作業(そこまで大げさなものでもありませんが、それなりに使用時間が長くなるので)では画面とキーボードの位置関係が重要で、ディスプレイの上端が視線の高さより少し下にあり、キーボードは手を自然に前に出した時に肘の高さより少し下に位置する様にすることで疲労の軽減が図られます。(その他にもポイントがあるみたいですが割愛します)

 

 

とりあえず、必要最低限の材料で組んだのでスカスカです。

後ほど、あと1枚位横板と補強を追加予定。

 

18mm厚の板(40cm×90cm)3枚とキーボード用板(後述)と柱4本と専用ネジ28本+補強用の板で約1万円でした。

 

パイン材の臭いは、約1週間風通しをした結果、ギリギリ耐えられるかなという位まで減ってきました。

まだしばらくはこまめな換気を実施する必要はあります。

 

そして、今回は横幅90cmと結構大きめの板を使って作った影響なのか、単純に組んだだけでは少々グラグラしていたので補強を入れています。

 

 

これで大分ましになりました。

 

 

ただ、今私が使用している同じくパイン材で作ったスタンディングデスクはそこまでグラグラしていないので何か根本的に違っているところがあるはずだとよく見た所その原因を発見しました。

それは、柱の切れ込みの深さ。

私が使用している方はこんな感じで、

 

 

約13mmの切れ込みが柱の中央よりも奥まで入っているのに比べて、

 

今回組み立てた方の柱は約10mmと柱の半分にも達していませんでした。

 

 

何故こうなっているのかというのは、おそらくはデザインを優先させたためだと思われます。

角を取って柔らかな感じにしている代わりに強度を妥協した模様。

 

 

重量物を載せる事もあるパイン材のラックでこれはちょっと頂けません。

 

パイン材のラック(の材料)は大体規格化されていますが、どれも同じと考えず細かい所までよく見て購入したほうが良さそうです。

 

 

その他、キーボードスペースの板は奥行き30cmはほしいですね。

今回作ったスタンディングデスクでは天板との距離がそれなりにあったのでさほど問題にはなりませんでしたが、キーボードの手前に手首を置くスペースを確保するとそれだけで大体25cm位。

そのまま25cmの板を選ぶと(前回作ったものがそれで、今回すっかり忘れて同じサイズを買ってしまったという)、柱に固定する奥行き分で5cmほどが取られ、実質は20cmしか利用できるスペースがありません。

めいいっぱい奥までキーボードを置いてもいいのですが、そうするとファンクションキーの辺りが天板の影に隠れて見えなくなってしまうので。

キーボードを手前に出して常に手首を浮かせてキーボードを打つことが出来る人には関係ないのかもしれませんが、通常それをやるとVDT症候群まっしぐらになってしまいます。(通常その前に疲れるので何らかの対策をとるとは思いますが)。

 

現在私が利用しているスタンディングデスクは、かなり大きめのディスプレイを載せている関係上作成当初の状態(最初はノートパソコンを使用)ではディスプレイを載せることが出来ない(画面が近すぎる)という状態になってしまった結果、天板だけを後ろにずらすという荒業で対応しています。

もちろん別途補強済ですが、その結果キーボードを載せている板のサイズを変えることなく、キーボード全体が無理なく見渡せる状態になりました。

それでもたまにキーボードを奥にずらして手前でちょっとした作業をする事もあるので、やっぱりキーボードを置く板の奥行きは最低30cmはあった方がいいなという所です。

 

という事を書いていたら机の天板が広いほうが仕事が出来るという話を思い出しました。
もちろんそこが片付いている事も重要です。