本日はLinuxMint18.1(Xfce)の再インストールを行いました。
その理由は、アップデートマネージャーの動作がもっさりとしてきたため。
パソコン側ではなく、サーバーとの通信速度の影響かもしれませんが。
以前記録を残していたので今回はさくさく進むかと思いきや、なかなかうまく行かなかったりしたので、改めて記録しておきます。
(結局、散歩に行った1時間ちょっとを除いてほぼ一日パソコンの前にいました。)
以前の記録はこちら。
以前のものも今回の記事もあくまで参考ということで。
ということで改めて全体的な流れなど。
まず最初に、デスクトップその他のバックアップ。
ブラウザのブックマークのエクスポートとか、ワークスペースの設定内容の記録とか。
(忘れてはならないのが「.」で非表示にしていたフォルダー等。すっかり忘れてましたけど)
※SSD等は、別途準備して不具合が発生した際にすぐに元に戻せる様にしておいたほうがより良い。
今回の再インストール後は、文字入力が微妙な感じになって一部の動画サイトが視聴できなくなりました。
今回は、クリーンインストール時に、以前利用していたSSD等をそのまま使用してパーティションが残っていてインストールに失敗しました。
そこで一旦SSDを取り外し、昔使っていたWindows環境を立ち上げ、USB経由のアダプタで外部から接続してパーティションを削除。
参考:Windows10 - 回復パーティションの削除(DiskPart)
「delete partition override」コマンドで、プライマリも論理も何もかも削除した結果、まっさらなSSDになったということで改めてインストール。
以前、Windowsでは一度LinuxをインストールしたHDDは使い物にならなくなるという話を聞いたことがありましたが、それについては全くの誤りだったということを確認。
前回はソフトを使って全域にデータを上書きしたのですが、今回はパーティションの消去だけでインストール出来ました。
安定性については今後継続確認ですね(SSDは2年ちょっと使用中)。
1 LINUX MintのISOイメージの入手
本家より入手。
どのサーバから、あるいは何時にダウンロードするかによって、所要時間が5分程度から2時間以上と大きな開きが出る。
LINUX MintのISOイメージを入手できる日本のサーバは無い。
2 『Rufus』でUSBメモリに書き込み ←Windows環境の場合
3 パーティションを全消去したSSDを元通り接続し、USBメモリを刺して起動
事前に起動時のF2キーでBIOS画面でUSBからの起動を再優先に変更済。
4 Ubuntuと違って、いきなりライブ(試用)環境が立ち上がる
5 デスクトップに表示されているディスクアイコンの「Install」をダブルクリックしてインストール開始。
6 ディスクを暗号化する設定を選んだのでセキュリティキーの設定を求められる。
→システム起動時は毎回求められる。
7 ユーザー名を入力
8 ユーザーのパスワードを設定
→これは、ログイン時及びアプリケーションやシステムの変更等を実施する場合に都度求められる
その他、日本語を選ぶとかLVMを使用するとかサードパーティのドライバをインストールするとかいろいろ。
9 インストール終了
「再起動しますか、このまま試用を続けますか?」
そのまま再起動するとUSBメモリを外せない結果、再びライブ環境が立ち上がってしまうため、「このまま試用を続ける」とし、スタートメニューから(電源ボタンマークをクリックした先の)シャットダウンを探しだして実行するか、再起動の途中でF2キーを押して起動優先順位を変更。
10 今回は、USBメモリを取り外し、改めて起動
11 セキュリティキーの入力を求められる
→ディスクを暗号化しているため、その解除のために必要
12 ユーザーの選択
ユーザー名を選択してパスワードを入力
13 起動完了
14 『Linux Mintをインストールしたら、はじめにやるべき9個のこと』を参考に以下を実施。
注:既に標準となっているものもあるので確認して実施
15 アップデートマネージャー (最重要事項)
デスクトップ右下の盾型アイコン(この時点では赤いバツ印が重なっている)をクリックするか、
スタートメニュー → システム → 「アップデートマネージャー」を選択
「Choosing an update policiy」
どのような方針でアップデートするのかが選べる。
以下の3つから選ぶ、(ちょっと偏った意訳)。
・私のコンピューターを壊したくない
・最高の性能とセキュリティ
・いつでも何でもアップデート
無難に、「最高の性能とセキュリティ」を選択。
そこから、編集→ソフトウェアソース
パスワードの入力要求あり(ちょくちょく出てくるので以後省略)
アップデートをどのサーバから実行するのかを選ぶ。(しばらく待つと横に通信速度が表示される)
キャッシュをアップデート
パッケージを更新
最初に選んだ「update policiy」に従って、アップデートするパッケージに予めチェックが入っている。
アップデートをインストール
終了後、再びチェックが入ったパッケージが表示されたので、再びアップデートをインストール
「このシステムは最新の状態です」
デフォルトではアップデート情報の確認を15分毎に実施するようになっていて、サーバーにも自分のパソコンにも負担がかかるので1日1回の設定に変更。(「日」の所を1にして、「時」及び「分」の所を0に変更)
16 ファイアーウォールの設定
スタートメニューの検索でgufwを入力、起動
「home(自宅)」あるいは「パブリック」で、「ON」
ファイアーウォール設定完了
17 日本語入力メソッドを開始しようとしたが出来なかったので、以下のリンク先を参照して対応。
参考: 『Ubuntu Unity 18.04 その13 - Fcitx + Mozcをインストールするには・日本語入力環境の変更』
https://kledgeb.blogspot.com/2018/04/ubuntu-unity-1804-13-fcitx-mozc.html
(コマンド入力にて対応)
その後、再起動。
入力メソッド単体では起動せず、テキストエディタやブラウザを起動後に起動させることでその動作を確認。
ただし、変換候補が入力箇所とは全く違う場所に現れる等の状況が発生していたため、「パッケージマネージャ」で「ibus-gtk」を検索し、「ibus-gtk3」を発見しインストール後まともに動くようになったかと思ったら、今度はmozcが起動しなくなったので「ibus-gtk3」を完全削除後Fcitxを再インストール、ログアウト、ログインで一応まともに動くようになった。 →その後再び同現象発生及びいつの間にか復帰。
必要な対応は日々変化している模様。
18 テキストエディタ「LeafPad」のインストール
フォントを「Takao Pゴシック」に変更
作成したファイルを保存後展開すると、別のテキストエディタで開くということを繰り返したので、右クリックプロパティから「これで開く」を「LeafPad」に変更し解決。
19 ペイントソフト『KolourPaint』及び『Pinta』をインストール
その後、ログアウト、ログインを実施。
何かをインストールした後はログインしなおすか、再起動させることで動作が正常になることが多い。
https://did2memo.net/2018/05/20/firefox-switch-language-from-english-to-japanese/
「libreoffice-help-ja」をパッケージマネージャでインストール
27 LinuxMint自体の日本語化
ここまでメニューバーのタブが日本語英語混在状態だったので対応。
「language-pack-gnome-ja」をパッケージマネージャでインストール
パッケージマネージャを利用すると依存関係(他に必要なパッケージ等)も解決してくれるので便利
E: ファイルデスクリプタ -1 を開けませんでした
E: list ディレクトリをロックすることができません」
rm /var/lib/dpkg/lock ←メッセージには出てきていませんでしたが念の為リンク先と同様に対応。