えひめAI−2、24時間版が完成しました。

 

使用する容器類はよく洗って熱湯や電子レンジ等を利用して殺菌し、発酵中はむやみに動かさない事を徹底していれば、24時間後には酸っぱい匂いがして出来上がっています。

 

しかし、その時点で腐敗臭がした時には躊躇なく捨てることになります。

実際に腐敗臭がして捨てた事はありませんが納豆の分量が多すぎると匂いがきつくなるので、試しに納豆の粒を2粒にして作成してみた所酸っぱい匂いはしていたものの微妙な出来上がりになり捨てたことはあります。

 

よほど大量に作成する場合には分量の調整が必要になると思いますが、私は毎回以前の記事で書いた分量で作成しています。

24時間版は短時間で出来上がるものの、その分イーストの量が多めになるんですよね。

 

 

画像は、発酵が完了した完成直前の状態です。

発酵初期の段階で激しく発泡するので、十分に発酵が終わっていない部分が容器内面に付着します。

(以前、2倍量(水量400ml+その他材料)のえひめAI-2を500mlペットボトルで作成しようとしてあふれた事がありました。)

そこで、少しだけ水を足してあと数時間保温しておこうかとも思いましたが、実際に使うのはまだ先なので水を追加して付着分を掻き落とし、残りの水を追加してペットボトルに移しました。(菌が生きていて炭酸ガスを発生し続けるのでそのフタは弛めておきます)

 

ここから更に材料(ヨーグルトと納豆)が節約できる2次培養も出来ます。

基本分量はこちらで「1週間の保温」が必要とされその通りに作った事はありますが、お湯の量を半分にしてやれば再び24時間で作成できるのではないかと。(実際、2次培養を24時間で実施されている人もいます)
・えひめAI-2  50mL
・砂糖      15g
・イースト     2g
・お湯     300mL
 
でも、出来上がりの量と使用するイーストの量を比較してみると、1次培養の時よりも比率が悪いですね。
ヨーグルトをわざわざ買ってこなくて良く、砂糖の量も若干減るという利点はありますが、こちらについては参考程度ということで。
 
とはいえ、使用する容器等が清潔な状態に保たれているという事を前提に、最初に投入する菌類の量が多く、活性が高いほど成功する確率は上がります。
また、繰り返し作るほどにその周囲環境が作成に適したものになっていくという面もあります。
 
その結果、えひめAIをよく作っていた環境でEMを培養しようとしたら、10倍量の時には上手く行ったのに100倍量の時には理想的なphまで下がりきれなかったという事もありました。
 
納豆を作った容器でヨーグルトは出来ないという、そういうことと似たようなことなのかなと思いつつ。