本日夕方、かなり年代物の5本式蛍光灯が故障したので早速修理を行いました。
突然半分位しか点灯しなくなったのでプルスイッチが原因だろうとおおまかに当たりをつけ、ネットで検索した所「株式会社三ッ星電器製作所」の「No.108NP」が該当する模様だったのですが、ネットでは入手不可。
秋葉原なら150円位で売ってあるそうです。
仕方ないので大家さんに相談して、、、と思ったのですが、大家さんがアパートにやってくるのは月曜日、明日日曜日はお休みです。
それもしょうがないかと一旦は思ったのですが、
それにしても暗い!あまりにも暗すぎる!!
照明が暗いとお金の使い方が荒くなるという話を思いだしたこともあり、
これまでもプルスイッチが固着して機械的動作に問題があった時にCRCを吹きかけた(もちろん電源を切った状態で)後復活した事があったので、どうにかならないものかとスイッチを入り切りしているとふと動作がおかしいことに気づきました。
電源が切れた状態から、点灯(一部)→消灯→常夜灯→消灯というパターンになっています。
そこで改めてカバーを外して見た所、5本中2本しか点灯していませんでした。
最初に5本点灯する時に2本しか点灯せず、次に2本を消して3本点灯させた状態になる時に肝心の3本が点灯していないので消灯状態になり、次に常夜灯になってから消灯するという状態でした。
従来は半灯状態でも3本が点灯していたのに2本しか点灯していないのであれば、そりゃ暗くて当たり前です。
念の為点灯管を入れ替えても状況は変わらず。
安定器が壊れていたらお手上げ状態でしたが、3本一気に壊れる事は確率的に低そうですし、その前にちょっとプルスイッチを確認してみようとそれを固定しているネジを弛めていた所、消灯している3本が少し光りそうな気配が。
そこで改めてプルスイッチをよく見てみると、3本の方につながる配線のハンダが浮いていました。
その配線を少し押さえてみると消えていた3本が点灯したので原因はここで間違いないということで改めてハンダ盛りを実施することにしました。
ただ、固定用のネジは外したとはいえ天井の機器の内部にあるそのままの状態でのハンダ盛りは困難を極めました。
可能であれば素直に外して実施したほうが良いです。
強引にハンダ付けを行おうとした結果、元からあったハンダが溶けて床その他に落下したり、周りをハンダゴテの熱で焦がしまくったり、軽くショートさせたり。
画像は天井付近から落下して床の上で固まった(その後回収した)ハンダです。
幸いにして落下中にある程度冷えたらしく、床が焦げ付くことは回避されました。
結局、従来ただハンダで接続されていた状態と同様に復旧させることは諦め、配線を新しく剥き直し、プルスイッチの端子を少し引き起こしてそこに引っ掛けてから改めてハンダ付けを行いました。
その結果、機能的には完全復旧。
蛍光灯の下には動かしづらいものを多く置いていたので、大家さんが「LED照明に交換する」と言い出したらちょっと大変だなと思っていたので無事復旧して一安心しています。
LED照明は目にきついのでやっぱり蛍光灯の方がいいのですが、照明機器本体が店頭にはほぼ無くネットではプレミア価格だったりするので。
電球形蛍光灯はある程度買いだめしているのでなんとかなりそうではありますが。
今の所性能と価格で妥協できるのはOHMのエコ電球ですね。
同じOHMのエコボール(価格は少し安い)というものもありますが、スイッチを入れた後ある程度明るくなるまでに時間が掛かり過ぎるので。
それにしても、何故このタイミングで、と思いつつ。
そういえば、今日は世界に通じる町工場の採用試験の話とかTVで見ていました。
そこで感じたのは、目の前にあるものを頭の中の概念ではなくありのままに見ること。
今回の出来事も、プルスイッチ「だろう」ということでネット検索に行かずにものをよく確認していればすぐに判ったことではありました。
まあ、それが起こったのが夕食の準備時でしかも台所の照明だったので妻からそれを止められたというのはありましたが。
当然ながら、ホコリが立つ状態になってしまうので。
なにはともあれ、解決して一安心です。