ウクライナを巡って苛烈な舌鋒で
ゼレンスキーを攻め立て物議を醸した
84年生まれ、41歳で副大統領のJDヴァンスに続き、
政権のスポークスマンである報道官に任命された
97年生まれ、27歳のキャロライン・リービットも
事実誤認や過激発言を繰り返して波紋に。
やはりまともでないトランプ政権では
大臣クラスもまともではない、
と方々でいわれていそうですが、
実は最初の政権ではまだ自身が当選できると思っておらず、
準備不足により周囲を自身のイェスマンで
固める事の出来なかったトランプ。
第一次政権では本人が寿中殺大運の時でもあり
部下の裏切りもあったことでしょう。
その反省を活かしたのか
今回は周到に準備を固めて
自身の信奉者(いわゆるMAGA派)で固めた結果、
ある程度順当に?まともでない人物が集まった模様。
貧困から這い上がって副大統領に昇りつめた
ヴァンスはともかくとして、
反リベラル活動とトランプ信奉、
そして玉の輿婚で成りあがってきた
若干27歳のリービットに
アメリカ政府の顔としての適性があるとは思えませんが、
運気的にはどうか見てみましょう。
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キャロライン・クレア・リービット
1997/8/24
年 丁丑 印綬 敗財 養
月 戊申 比肩 食神 病
日 戊戌 *** 比肩 墓
辰巳空亡 平地木
申月戊で初秋の山。
全体的に土多ですので守護神は木性が欲しい。
全体で火土金、特に自星過多です。
この時点でマイペースで気が強いことが特徴だが
我儘で頑固な所が短所になります。
月頭比肩で我は強いが
根が弱いので案外脆く実力はないのです。
折角なので多連変化技法を使うと
主星鳳閣に貫索の組合せでは
鳳閣が強められて行き過ぎたマイペース、
そして陽対陽の反発は、時に貫索の質が表に出て
過剰な頑固さ(個人の我、プライド)の出やすい構造でした。
宿命には木性の官殺がゼロであり、
克己心や忍耐力には欠ける。
印自洩で中央食神が極でもあり、
およそ思うままを奔放に喋るタイプで
本音本質を隠せない人です。
極が鳳閣ゆえにスポークスマンの役割は
それなりに合っています。
トランプもそこをみて任命したんでしょう。
似た所でいえばカマラハリスも
鳳閣の二透でアナウンサー的な仕事には向くのです。
ただし単純な情報伝達ではなく
自身の深い思想哲学や感性伝達を発揮するにおいては
傷官の方が向いている面はあります。
言い換えますとこの人を活用するなら
端的な情報伝達の役割に留めるべきで
本人も伝達において偏りのない、
中庸を心がけることが必要です。
(要はマスコミが心がけるべきことですが)
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大運
05 己酉 初旬大半会
15 庚戌
25 辛亥 ★今年28歳
35 壬子
45 癸丑
55 甲寅 守護神透干
65 乙卯 守護神透干
75 丙辰
大運を眺めますと
初旬が石門で東方星の透干。
政治の星ですのでやはりそれなりに適性は有り。
初旬条件により大天は25-44歳稼働、
現在28歳の年ですので
大運天中殺入りで大統領報道官になっています。
守護神巡りは本来もっと先であり
大運天中殺と年運天中殺の二重空亡で
実力に見合わない程成りあがっている事、
さらに言えば
年 丁丑
月 戊申
日 戊戌
大 辛亥 大天実稼働
歳 乙巳 牽牛中殺、大運との天剋地冲 2025年報道官就任
このように、牽牛中殺での報道官就任ですから、
地位名誉中殺であり、
全うできない事になります。
よって結果は見えているのですが
実際どういう流れになるのかは今後
着目していきたいところです。
次はヴァンスの方を見ていきます。