藤田菜七子騎手 命式 | 四柱推命日記

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珍しい(というか当時唯一の)女性騎手として

2016年に騎手デビュー。

世間の注目度も非常に高く、

マネジメントはホリプロですので

アイドル騎手という感じでしょうか。

 

2020年にはレース中に他の馬と

接触、落馬して左鎖骨を骨折入院するも

1か月で復帰しJRA通算100勝を達成。

 

2021年に鎖骨のプレートを外すも

僅か一か月で同じ左鎖骨を骨折し

骨の移植手術に。

 

2024年7月にJRA職員と結婚。

しかし10/10に文春オンラインによって

調整ルームでのスマホ使用が報じられ

これが規定違反として

とりあえずの騎乗停止処分。

 

同日中に本人が騎手免許取消申請を提出。

明けて今日、10/11に受理され

約8年続けた騎手を引退とのこと。

 

 

このケースは必然的ではあるのですが、

非常にいろんな要素が絡みあっていて、

一概にはアドバイスしづらいですね。

それでも原因が明確だけに

対処自体は簡単とも言えます。

 

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藤田菜七子さん

1997/8/9

 

年 丁丑(癸辛己) 偏財 比肩 冠帯

月 戊申(戊壬庚) 正官 正官 死 空亡

日 癸未(丁乙己) *** 偏財 墓

 

申酉空亡 年日宿命天剋地冲 生月中殺

 

色んな要素がありますが

まずは宿命天剋地冲が年日にありますので

仕事か家庭かの二極であり、

家庭を採るなら仕事が壊れますし、

仕事を採るなら家庭が壊れます。

 

今年結婚されましたが、僅か三か月後に

仕事を辞める結果となりました。

それも昨日降って湧いた話で

今日には引退ですから

まさに青天の霹靂。

 

次に生月中殺であり、家系中殺ですから

親の仕事とは関係のない世界に

向かったこと自体は◎です。

 

特に常識や普通の生き方に縛られず

我が道を貫く、個性的な生き方で

成功する要素があります。

 

しかし内容は牽牛中殺であり、

最初は従順なように見えても、内面には

組織や夫に離反しやすい性格を所有しています。

また配偶者中殺の透干でもあり、

結婚や夫関係には相当苦労をすることになります。

 

逆に良い点を考えると、

車騎中殺と同様に攻撃本能の中殺は

スポーツの世界には向くようです。

(枠のない闘争本能、常人離れの行動力)

 

 

また騎手デビューした2016年は丙申。

司禄中殺での騎手デビューになっており、

基本は騎手の仕事が正常に全うできないか、

或いは司禄中殺の意味範囲を

代償にするようなことになります。

一つは家庭の意味がある星ですので

やはり家庭か仕事のどちらかしか採れません。

 

 

さらに大運は初旬天中殺もあり、、

(そも生月中殺なのであまり意味はないが)

と色々な事が重なっていますが、

怪我を繰り返した辺り(2020.2021)が

天中殺のお知らせ現象と捉えれば、

その時に中殺で始めた仕事を

引退しておくのが良かったとも言えます。

 

 

エネルギーは250とやや強め。

土性強白虎で魅力の強い一匹狼。

宿命天剋地冲の下剋上運、

どん底から這い上がる強さ。

 

 

 

総合的には家庭運がない条件ですので

結婚にはこだわりを捨てて生きることが吉。

その上で仕事に邁進する人生で良いのですが、

開始点(デビュー年)が悪すぎたので

こういう問題に繋がってしまっています。

 

 

若い人が天中殺の禍など知る由もなく、

企業や団体で人を雇う立場の人は

少しお勉強をして、次世代の若者が

不幸の道に進まないように、

導いてあげるのが良いのですが、

 

まぁ日本の皇室でさえそれが出来ていませんので

一般企業などではもはやどうにもならないですね。。

 

 

いずれにせよ性格的に

この方の場合は牽牛中殺もあって

組織に馴染めませんので、

乗馬を武器として一人でユニークな活動

(基本は芸能界向き)を

仕事にしていくのが良いかもしれません。

また今の立場に固執せずスパっとやめたのは良い決断です。

 

 

宿命は申月癸で初秋の小川。

北方火性禄存が守護神で

大衆引力の世界では成功運があります。