通訳 水原一平さん 命式 | 四柱推命日記

四柱推命日記

四柱推命、算命学、東洋史観などの理論を纏めていきます。
メール鑑定はこちら⇒https://lumiere2222.stores.jp/

 

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳を務めていた

水原一平氏が違法賭博に関わっていたとされる問題で、

アメリカのメディアは水原氏にはブックメーカーと呼ばれる賭け屋に

まだ返済していない借金があると、関係者の話として伝えました。

 

大谷選手の口座から違法なブックメーカー側に少なくとも

450万ドルが送金され、専属通訳だった水原氏が送金に関わったとされる問題で、

水原氏はアメリカメディアなどに対し

スポーツ賭博による借金を返済するためだったと説明しています。

 

これについて地元メディアはブックメーカーの男性に近い関係者の話として、

水原氏にはまだ返済していない借金があると報じました。

ブックメーカーの男性は取材に対しコメントを拒否したということです。

記事ではこの関係者の話として、水原氏とブックメーカーの男性は

2021年にカリフォルニア州サンディエゴのホテルのロビーで

共通の知人を通じて知り合ったとしています。

この知人は携帯電話で別の賭博に参加していた水原氏に

「この人のところでかけるといい」と声をかけ、

ブックメーカーの男性を紹介したということです。


また記事では水原氏が最初、海外のサッカーや

バスケットボールなどの試合に少ない額をかけはじめ、

負けた額が膨らむにつれより大きな金額をかけるようになった

とする関係者の話を伝えています。

 

 

 

 

まさに「好事魔多し」の言葉通り、

絶好調だった大谷に付き従う形で

海外通訳として華々しく活躍されていた所、

一瞬で足元を掬われた感じですね。

 

年齢を見ると大谷のちょうど10個上。

大谷の海外移籍した2017年から

ロサンゼルスに移住し通訳や運転手など

公私にわたり大谷をサポート。

 

2023年のWBCでは日本代表の

チーム通訳としても活躍しています。

 

想定するとこういう大きな金銭問題に

なりやすいのは財中殺や大天の時なのですが、

どういう背景があるのかを見てみます。

 

*****************

水原一平さん

1984年12月31日 40歳

 

年 甲 正官 偏財 絶

月 丙 印綬 偏財 絶

日  *** 正財 胎

大 庚辰 調舒中殺 32-41歳

歳 甲辰 牽牛中殺 東方大半会 2024

歳 乙巳 車騎中殺 日柱天戦地冲 2025

 

辰巳空亡 平地木

 

子月の己。

真冬の畑に丙甲の透干は守護神両透です。

社会発展運は早いタイプといえます。

しかし地支は水性一気の身弱。

冬至命式でも亥子丑方合ですね。

 

己は原則、土局潤下はない筈ですが

水浸しの田畑が良い筈もなく、

(田んぼとしての活用とも見れるが)

基本的に水質の財は忌神になります。

 

財多身弱男性が財に溺れれば

人生のバランスを崩すわけです。

一つは金銭、欲、もう一つは女性です。

 

財星が美となる原則は日干力量と比較して

財旺身旺か財弱身弱です。

それか財格に入れば富貴となります。

 

 

命式に話を戻すと

地支水性一気は行動に知恵あり。

理論理屈の行動。知恵に偏る。

妻は透干、母も透干で二人とも守護神的存在です。

守護神の六親は大切にするのが良いでしょう。

 

財官印と流れて極は南の印綬。

天職は教育者的。

若い頃の学びが人生発展の鍵。

知恵、学問を活かす事。

 

性格は偏財格、東方も偏財で

サービス精神、奉仕精神強い。

天馳二連で悪運が強いと言われます。

絶の反射神経の良さあり。

リアクションやレスポンスが早い。

 

後天運と合わせてとりあえず

五柱法を眺めますと32-51歳が大運天中殺、

さらに2024年、2025年が官中殺で

地位名誉の中殺。

この段階で大運年運の二重空亡で

かなりの注意を要します。

 

さらに2025乙巳で日柱天戦地冲

概ねこの前後三年範囲は過去清算の年、

とまさに動乱の運気にあります。

 

****************

 

水原氏が海外通訳を最初に経験したのは

2012年、今から12年前でやはり空亡年。

司禄中殺の時です。

 

岡島秀樹の専属通訳として

NYヤンキースに採用されるも、

岡島の故障で契約解除となり帰国。

 

そして同じ2012年夏に

日本ハムの専属通訳に採用され

外国人選手との意思疎通の役割を担います。

ここで大谷と出会い、大谷がLAエンゼルスに

移籍するのに伴い、2017年に移住。

 

想定すると大谷との出会いも

司禄中殺の時だったと思われます。

 

 

7年前、ロスに移住した時は33歳で

既に大天入り後。

(可能性として22-41歳が実稼働)

現象は目下中殺ですから大谷も含まれます。

 

大谷の宿命に目上中殺有、

水原氏の大運に目下中殺有、

二人の宿命間に二重天剋地冲あり、

そして出会いの時に財中殺あり。

 

こうした所を見ていくと

どうやら根幹的な要因が見えてきます。

 

 

水原氏は今年来年が官中殺で

地位名誉の失墜の可能性あり。

これはもう消化されたともいえます。

今年もですが、来年が日柱天剋地冲ですから

正念場かもしれません。

 

2024.2025で膿を出し切って

やり直すのが最良となります。

 

大谷にとってはこれまでの大きすぎた陽に対して

遅く来た逆境(陰)であり、

まさに人間的な器を試される時でしょう。