第18回討論会まとめ | 大学生Skype討論会~リュミエール~

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こんにちは、リュミエール運営のがつをこと花形です。
リュミエールの討論会もついに20回を目前とする第18回目の討論会を開催しました。
今回は2代目代表であるキューさんが大学卒業のため引退する、記念すべき討論会になりました!

今回のテーマは「経済学って文系?理系?」
討論にはキューさんも一参加者として討論してもらいました。
今回の参加者は以下の4人です。
日本大学4年
早稲田大学3年
北海道大学3年
静岡大学2年


議論の中で「そもそも文系とは?理系とは何か?」というところが議論の焦点になりました。
文系とは「主に人間の活動を研究の対象とする学問」であり、
理系とは「主に自然界を研究の対象とする学問」であるというように分類されています。
経済学を考えてみると、経済は人間がいなければ成り立たず、また「やってみなければ分からない」という帰納的な部分もあり、文系なのではないか?という結論になりそうでした。

しかし、経済学は18世紀にできた歴史の浅い学問ということもあり(最古の学問は古代ギリシャにまで遡ります)、「数学、哲学、法学で解決できないゆえ、出来上がったとすれば、
従来の文系にも理系にも当て嵌まらないのでは?」という意見も出ました。
そのため、はっきり文系/理系と分類するのではなく、文系「寄り」、理系「寄り」で考えるのが適当なのではないかという意見がありました。

分類するために、経済学が何を目的としているのかという焦点から考え、「理論を生みだすことが目的ではなく、理論を使って経済を良くするのが目的なのでは」という意見がありました。
その意味では経済学という学問は理系ではなく、文系に分類するのが適当なのではという結論に至りました。


今回はテーマが経済学ということで、経済学部以外の参加者の方にはイメージしずらい部分が多かったと思います。
しかし、この討論が、一度自分が学ばれている学問について再考する機会になれば幸いです。

そして、2代目代表キューさん、今まで代表お疲れ様でした!