テレビに出たり、芸能や音楽で成功している人は、
子どもの頃から環境も整っていて才能の芽が出ているに違いない。
勝手にそのように思い込んでいました。
子どもの頃、私はエレクトーンを習っていました。
通っていた同じ教室にとても上手い女の子いたのですが、
即興演奏や作曲など、同じクラスの中でも桁違いに上手。
後で、その子の父親は九州交響楽団だったか九州フィルハーモニーだったかに勤務している有名な音楽家だと知りました。
うちは父も母も音楽には興味が無く、家には一枚のレコードも無いし、音楽を聴くことも全くない家庭だしな、
と少し残念で複雑な気持ちになりました。
なぜそんな昔の事を思い出したかと言うと、
東儀秀樹さんの記事を読んだからです。
東儀秀樹さんと言えば、メディアにもよく出られていますし、実力、人気共に雅楽師としてはトップの方です。
私の認識は、
奈良時代から雅楽を世襲してきた家柄だし、宮内庁にお勤めの人。
環境、家柄が揃っていて恵まれてなんの躊躇もなく雅楽を子どもの頃から慣れ親しんできたんだろうな〜
と勝手に思っていました。
ところが、
商社マンの父を持ち、幼少期を海外で過ごしてエレキギターばかり弾いていたそうです。
篳篥(ひちりき)を初めて習ったのは18歳。
篳篥に触れた時にも、
「これは別に嫌いじゃない」
と言う程度だったとか。
え?
「これは天職だ!」とか
「自分の道を見つけた!」
とかなかったそうです。
とは言え、音楽は子どもの頃から得意だったそう。
生まれ持った才能はあるかもしれませんが、
それを活かすかどうかはその人次第。
才能や天職って、その他普通のものの中に混ざって、何気なくあったり出会ったりするものかもしれません。
そして、周囲の何気ない言葉にヒントが隠されている。
洋楽に夢中な息子に
「そんなに音楽に夢中なら、雅楽に目を向ければいいのに」
とつぶやいた母の言葉が雅楽に出会うきっかけとなったそうです。
お母さんがつぶやかなかったら、今の雅楽師 東儀秀樹はいなかった?
得意な事は人それぞれですし、
それをどのように伸ばしていくかはその人次第。
腐らず、焦らず、冷静に目の前の事に向き合い続けていくのが、遠回りのように見えて、
才能を活かしてい近道なのかもしれません。
算命学でも持って生まれたものはわかりますが、間口はとても広いな〜と思います。
可能性が広い、ってことですね。
無限の可能性、ってことです
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