軸 | 舞のように美しい中国武術「木蘭拳」のブログ

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木蘭拳(モクランケン)は舞のようにゆったりと優雅な
中国武術の新拳種です。


軸、
自分の中心、

については今までも何度か書いてきたように思いますが、ホメオパシーのセミナーで講師の先生から軸に関するお話があり、また書きたくなったので少しアップデートします



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地球ゴマ、ジャイロスコープです。

私は初めて見ました。


とても不思議な動きをします。


軸が斜めになっても回転していると倒れません。
高速で回っているほど安定します。


地球もこのコマのように、軸が角度を変えても宇宙空間の中で回転し続けている、と言えるそうです。



そして、私たち一人一人もこのコマのように軸を持って回転する存在と言える、と。


私たちの持つ回転する力は生命力のことで、この勢いがよければバイタルレベルが高く健康であるということになります。
軸が傾いても倒れません。
(宇宙空間の中では角度を変えても傾いたことにはならないはずですけど。)



そして
私たちにとっての軸、は自分のセンターで「今ここ」という感覚そのものです。



この軸をはっきりと体感する稽古をしてから
木蘭拳の型の稽古をしています。



型をしながら「今ここ」の感覚からどんどん遠ざかることがあります。
でも、不思議とやっぱり戻ってくるんですね。

遠くへ行った自分に気付いたときが戻ってきたときです。


でもまたお出かけして…
また気付いて…


4分半の中でこれを何度か経験します。



私にとって型があるのは本当に有難いことです。
「今ここ」お助けアイテムみたいな感じです。


これは、木蘭拳の型でなくても
お茶の点前だったりバレエの基礎レッスンだったり瞑想だったり何でもいいのですが、


こういう何かが1つでもあることが
有難い、
そう思います。