【おやぢポエム】湾岸MIDNIGHT【漫画】 | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

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湾岸MIDNIGHT

 

こんばんは、爺ぃです。暑い日が続きますね。というわけで、日中はエアコン三昧なインドア派を気取って読書なんぞを推奨してみます。

 

 

 

 

 

まずは、湾岸MIDNIGHTというのはなんじゃ?というところから始めなくてはなりますまい。・・・えっと、漫画です、はい。

 

主人公はアキオくんというイケメン高校生です。その彼がS30という大昔のフェアレディZを解体屋で見つけ、じぶんで直して乗るところから物語が動き出します。

実はそのS30はかつて悪魔のZと呼ばれたモンスターマシーン。オーナーは次々と事故死してしまうという。。。

事故を起こしながら、しぶとくも徐々に悪魔のZを乗りこなしていく主人公。宿命のライバルであるポルシェターボ乗りの医者登場。

湾岸300キロバトルで勝った!負けた・・・などと一喜一憂するお話。

 Zに魅入られたアキオくんはバイトを掛け持ちし、学校は留年。チューニング代とガソリン代と、生活のすべてを車のためにつぎ込んでいきます。

 ポルシェターボ以外にも続々とライバルとなる車が登場します。車とそれらを取り巻くチューニング屋のおやぢ軍団も登場。

 

そして・・・

 

このおやぢ達のポエムが秀逸なんです。

 

 

 

オレの方が絶対に幸せだと思った

 

もちろん、このあと発言者の北見さんはまわりから「んなこたーない!」とツッコまれますが、北見氏の幸せとは氏が「どう受け止め・どう感じるか」によるわけで、つまり氏が幸せだといったら幸せなのです(実際にカップルが感じているであろう幸せ度と北見氏のそれを比べることは不可能ですが)。

 

つまりこの場面(回想)では、つまらないデートに時間を浪費しているバカップルなんかより、すべてに優先してチューニングに明け暮れる北見氏は充実した時間の中におり、幸せだと自分自身で感じているということです。

 

こういうの、好きです。

 

 

 

 

幸せにこだわる北見氏。

 

 

 

 

主人公のアキオくん。


第1巻こそ駆け出しのひよっこでしたが、どんどんと変化して、いつの間にかすべて悟りきった仙人のような若者になってしまいました。

 

 

 

いつまでもやんちゃな北見氏

 

誰がいちばん速いんだ!!とこだわりを見せつつ、ラストはきまぐれに「勝利者などいない~」みたいな締め方をしたりもします。

 

機会があったらぜひ読んでみてください。ちなみに、すでに完結しているのでヤフオクやブックオフなどで探すことになると思います。


 

 

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