こんばんは、爺ぃです。昨日は午後からスコールが降ってやっとこひと息ついた感じですかね。水不足が早く解消されると良いですね。
突然デスガ、
アナタのスキー修行は
頓悟デスカ?
それとも、
漸悟デスカ??
って、
このボケた爺ぃはいったい何を言ってんだ?
なんて放置せず、
しばしおつきあいくださいませ。
頓悟・漸悟(とんご・ぜんご)
仏教用語。ただちに悟りの境地に達することを頓悟,順を追って次第に悟りに近づくことを漸悟という。またすみやかに悟りの境地に入ることを頓証菩提という。法相宗では修行の段階である声聞,縁覚の位を経ないで,いきなり菩薩の位に入るときには頓悟の菩薩として区別した。
とりあえず、順を追って次第にできるようになるのが漸悟。ある日突然、何かを掴んで気づいたらできるようになってました~といったのが頓悟。スキー教程は漸悟的な考え方に基づいて書かれているような気がしないでもない。
つまり、積み上げが大事という思想。
(いや、確かに大事なんだけどサ)
プルークボーゲンが出来るようになって、プルークターンが出来るようになって、パラレルになりました~みたいな?
爺ぃはスタートからして我流なので、教科書通りにうまくなっていく人っているのかなぁと疑問に思ったりもします。爺ぃはバタバタに滑って転がって、ある一定の習熟度に達したら突然パラレルで滑れてましたって感じ。
まぁ、うまくなるプロセスなんてどーでも良いのですが。。。
頓悟・漸悟についてうまく説明している本に、京極夏彦さんの「鉄鼠の檻」があります。気になった方はちょこっと読んでみてください。おススメです!
(スキージャーナルの表紙の写真)
言われたとーりに滑っているだけじゃ、このくらい腰が雪面に近づくような滑りにはならないと思うんですよね~。よく、スピードが出てくると自然に傾きが出来て腰は雪面に近づいていく~なんて言いますが、スピードを出しただけではこうはなりません。
せいぜい、遠心力によりかかって内倒して頭が内側に入るくらいではないでしょうか?(それとも、爺ぃだけ??)
スピードに関していえば、そのむかし皆川賢太郎さんが苗場の第3ゲレンデにポールを張ってオリンピック前の調整練習をしているのを見学しましたが、最初のターンから腰は雪面に近かったですもん。スピードに乗ればこうなるって予定調和な話ではありません。
もちろん皆川さんの滑りはスピードに乗せるまでもすごく早かったですケド・・・。
~ lumevangis ~