雪道で死なないための運転テクニック・・・の前に必要な心構え5つ | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

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雪山通いもはや10年選手。

スキー上達の歩みはかなり遅いが、

雪道の運転だけは上達した。。。




 



雪山通いをするために10年以上、ほぼ毎週末のように関越道を走り三国峠を越えてきました。幸か不幸か、まだなんとか生きてます。運転で注意してきたことなどを書いてみたいと思います。



運転テクニック・・・
の前に必要な心構え5つ




1.スタッドレスタイヤは万能ではない 

あたりまえですが、車で雪山通いをするならスタッドレスタイヤは必須。しかしスタッドレスタイヤも万能ではなく、雪道以外でのタイヤの喰いつきはノーマルより悪いです(雨の日はますます喰いつかない)。雪道にしても、3年くらい履くとタイヤはだいぶ滑りやすくなってきます。早めの交換を心がけましょう。交換の決断はシーズンに入る前でシーズン中に交換するってことはあまりないからその判断は結構難しいですけどネ。じぶんは3シーズン履いたタイヤが完全停止状態からスルスルと緩やかな坂とも呼べない坂をを30mほども滑ったことがあります。



2.カーブで減速しない 

カーブでブレーキを踏むのは最悪・・・。その手前の直線でしっかりと減速してカーブに入りましょう。カーブは軽くアクセルを踏みトルクをかけながら曲がるのが原則。アクセルから足を話して惰性で走るのも危ないです。



3.他の車を信用しない 

「対向車、突っ込んでこないよな?」「前を走る車のコーナーの入り、スピードが出過ぎてないか?」「後ろの車、この吹雪で前見えてる?」と、常に半信半疑で運転するのが無難です。シーズンあたまは、スタッドレスも履かず、チェーンもつけない車がよく峠でスタックしています。



4.走り出す前のブレーキチェック

駐車場から出た時にブレーキがちゃんと動くか確認しましょう。一度、ブレーキキャリパーに雪が溜まってしまいブレーキを踏んだ瞬間に「スコーン」とブレーキペダルの圧が抜けたことがあります。幸いにしてスピードも出ていなかったので、空き地で半分スピンして止めました。直線で2~3回、ブレーキを掛け完全停止することを確認すればOKです。



5.車の特性を理解しておく

そんな小難しい話ではなく、乗っている車がFFなのかFRなのか4WDなのかを知って運転するということ。たまにFF車なのに後輪にチェーンを巻いている車もいます・・・。コーナーでタイヤが滑り出した時に4WD車でカウンターをあてるとタイヤがグリップを回復した瞬間動きがとっちらかります(危険です)。








雪道でタイヤが滑り出した後、ドライバーが出来ることなんて大してありません。4WDにしても、滑ってしまえばあとは一緒。できるだけそういった状況に陥らない様に注意して運転したいものですね。





(蛇足)

滑ってしまってどうしようもない時は、サイドブレーキ引いて後はネ申に祈るか、ハンドルを切って少しでも安全そうな所に向けてツッコむか。スペースがあるならアクセルも効かせてスピンするか・・・ですけど、その状況になったらもう運次第、どーしようもないです。




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