メレル カメレオン2ストームGTX 滑る!? | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

lumevangisとは、エストニア語で雪の囚人。
非日常の銀世界に、一度でも魅了されたら、もう街には戻れないかもしれません。
それでも貴方は雪山へ行きますか?


苗場スキー場 非公認ファンブログ
- スキー - ウインタースポーツ -
 人気ブログランキング 登録中

お山の靴を買ってみた。

前にトレッキングするなら良さげな感じの靴だなぁ・・・とチェックしていたメレル カメレオン2ストームGTX。






ABCマートに置いてある割に、微妙に本格的っぽいこの靴を調べてみると「濡れたタイルや石ではめちゃくちゃ滑る」とネットで評判。


靴底はトレッキングシューズの定番、ビブラムソールです。元々、ビブラムソール自体が路面が濡れているときは若干滑るもののようですので、どんな靴でも起こる程度の問題か?しかし、調べてみるとメレル カメレオン2ストームGTXは靴底の滑り止めの形状にも大きな原因があるようです。

お値段も1万円くらいでお手頃な上、デザインは文句なしなのでざんねんですね(さすがに1万円も出して人柱になる気は起きない)。





写真、逆さま。。。
結局、ゲットしたのはイタリアはasolo(アゾロ)ってメーカーの靴。asolo(アゾロ)はモンベルとビクトリアで取り扱いがあります。怪我をする前に靴を手に入れ、少しばかり里山歩きなどしてみました。池袋では数軒回るも、お高いのしかなかったので御茶ノ水のエルブレス(L-Breath)にて購入。

定価はお高かったですが、在庫入れ替え商品で半値でゲット。足を測ってもらって、サイズが合えばラッキーと3種類履かせてもらったうちの一足。ツイてますね~といわれる。靴選びの際のイメージは、お山でテン泊、そこからちょこっと登ってみる・・・みたいな?お店の人にどこに行きたいのか聞かれたらとりあえず「槍ヶ岳」と答えておけば間違いないです。それで「お察し」してくれました(笑)。この靴、店内のためし履きの段階からテンションあがります。





革の靴であること+ビブラムソール、ここだけは素人ながらこだわる。ソールの張り替えも可能なタイプ。ポリウレタンを部材で使っているので5年経つ前に張り替えとのこと。張り替えは1万円くらいだそうです(店員さんに聞いたところ、張り替えか、新規購入かをそのあたりになったら考えてねってことらしい)。


この山靴の革はヌバックレザー(いわゆるバックスキン)です。タウンユースの革靴でもバックスキンは手入れに気を使うのでどうすればよいのかを調べてみました。お店によっては防水スプレーだけで良いと伝えるところもあるようですが、これだと革がかさかさになり紙のようになってしまうとのこと。野球のグローブ・スキーの革製グローブにしても何もしないとバリバリになるため、オイルを塗ったりしますよね。それと同じで、保湿しないとダメっぽい。ヌバックレザーはワックスを塗ると風合いが変わります。これを嫌うと防水スプレーしか使えないんだけど、じぶんはバックスキンよりも風合いが変わった後の方が好きな感じだったこともありメンテしました。最初はぬるま湯に浸し(でも防水が効いているのでほとんど弾く)コロニルのナノプロ、ナノコンプリート、ミンクワックスを数回に分けて塗布してます。ワックスは指でのばしていきます。仕上げは豚毛ブラシでブラッシング。「登山靴 ヌバックレザー お手入れ」などでググるとあれこれこだわりのページがヒットします。


参考

http://www.backcountry.co.jp/info/oteire.html






もともとヌバックじゃない革の靴をイメージしていたので大分イメージ通りになりました。あと、本当は茶色が良かったんですけどね~。たまたまお得感あった靴が青系統だったので、仕方がないです。でも、WAX加工したら限りなく黒っぽくなりました。これはこれで「渋い」です。細々したところも良く考えられているな~という感想。以前、ABCマートでてきとうに買ったVANS (バンズ)のバッシュ―でお山歩きしたら紐を通すところが帰ったら切れてました。街中だったら問題ないのでしょうけど、お山はお道具にとっては過酷な環境です。asolo(アゾロ)の山靴ですが、試し履きした限りではかなり良さげです。お膝と相談ですケド、徐々に歩いていきたいと思います。






~ lumevangis ~