さて。続き。話題は変わりますが引き続き旦那との考えのずれというテーマにはなります。

 

 

ちょっと前に「学童落ちた」「小1の壁」というのが大きなニュースになっていました。

(「保育園落ちた日本死ね」で保育園落ちた赤ちゃんたちがちょうど小学校に上がるタイミングの年月というのがまたなんとも皮肉…)

 

 

で、私が

 

「保育園は入れたけど、今度学童入れなかったらどうしようね~」

 

って言ったら、旦那。

 

「学童って何?」

 

おいおい、エイプリルフールかい?

 

「えっ、学童知らないの?自分が小学生の頃思い出してみ?「これから学童だから~」とか言ってる子、何人かいなかった?」

「えー、いなかったと思うけどなあ」

 

まあ、時代的、地域的なものもあるかもしれないし、たまたま旦那の仲のいい子に学童通いの人がいなくて記憶が曖昧なのかもしれない。

 

でも、学童の存在を知らないなんてこと、ある??

 

「じゃあ、娘が小学校あがったら、放課後私が仕事終わるまでどう過ごすと思ってたの?夏休みは?」

 

って聞いたら「あ~……」って。

 

100歩譲って学童を知らないとしてもだよ。

 

「小学校にあがったら、放課後~親の仕事が終わるまで娘はどうするんだろう」

 

っていうことを、ただの1度も考えたことがないっていうのが露呈しましたね。

 

結局、時短にして、職場でぺこぺこ頭下げながら早引きしてもろもろ手続きとか調整とかするのはぜ~んぶ妻の仕事で自分には関係ないって思ってるのが露呈しましたね。

 

まあ、単純に旦那が「その時考えればいいじゃん」脳だからといえばそうなんですが。

なんか、むなしくなりました。

 

で、旦那が、一応「定時で帰れたら保育園のお迎え行くよ」とは言ってくれるんですが、続く言葉が「でもなー、突発でトラブルとかあるかもしれないからなあ」なわけですよ。

 

まあ私もそうだねって流してればいいんですけど、「私は突発トラブルがあったとしても、ぺこぺこ頭さげて周囲に引き継いで退社して保育園お迎えいかなきゃいけないけどね」って嫌味を言ってみまして(笑)

 

そしたら

 

「でもほら、そうやって周りに頼めるんだからいいじゃん。俺は、俺の担当してる件でトラブったら俺しか対応できないから」

 

え? 何? 「あぽろの仕事なんて誰がやっても同じだから~。俺の仕事は俺しかできないプロフェッショナルな仕事だから~」ってこと?私の仕事見下してる?

 

「いや、そうじゃなくて、私だって私の案件は私が解決しなきゃいけないけど、それでも頭さげて誰かにお願いして退社しないといけないんだよ」

「それができるんならいいじゃん。俺なんか~」

 

以下無限ループ

 

「そんなんで、もしシングルファザーになったらどうするの?(2回目笑)」

 

って聞いたら、面倒くさくなったのか

 

「仕事やめる」

 

だって。

 

いや、やめちゃダメでしょ!!

 

結局、自分の仕事を他人に任せるのがめんどくさい&申し訳ない・そしてその罪悪感を感じたくないんでしょ。

 

で、ここで話は終わってしまい、以下の台詞を旦那にぶつけるタイミングを逃したのでここで言わせてもらいます。

 

「あんたがいなかったら回らない仕事って、あんたがコロナとかインフルとかで休みになったらどうするのさ?ひとり欠けたら回らないような業務分担してるなんて、ダメな上司と会社だね!!」

 

我ながら、口悪~い。失礼しました~ウインク

 

 

 

ここで長い余談。

 

保険を見直そうと思って、保険屋さんにオンライン面談を申し込んだんです。で、同年代くらいの男性が担当してくれて、「ライフプラン全体から見直してみませんか?」と言われたんです。

今後いつ家を買うとか、収入が増えたり減ったりしたらどうなるか、子供の教育費はどれくらいかかりそうか、etc…というやつ。

 

それで、万が一娘が学童入れなくて私が正社員からパートとかになったら…という想定で6年後からの私の年収をがくっと下げたシミュレーションを伝えたんですね。

 

「最近、小1の壁とかも結構ニュースになってますからねー」

 

と私が話を振ったら

 

「……あの、勉強不足ですみません。小1の壁ってなんですか?」

 

と言われました。

 

えっ、あー、学童に入れなくて云々、と説明したんですが。。

 

その人「自分も子供がいるんです。赤ちゃんの育児、大変ですよね」なんて言ってたんですよ。

100歩譲って奥さんが専業主婦で小1の壁とか関係ないご家庭なのかもしれないけど。

 

子持ちで、ライフプランを考えましょうとか自分から提案しておいて、小1の壁を知らない……だと??

 

 

 

もしかしたら、女性の常識は男性の非常識なのかもしれません。

 

でも、「学童」とか「小1の壁」が女性の常識・男性の非常識って、どうなのさ……。

 

それって結局、男性は子供が産まれようが、その子が幼稚園・保育園どっちに行こうが、小学校に上がろうがなんだろうが、自分は働き方を変えるつもりも必要も全然ないので関係ありまっせーん!

 

って宣言してるのと一緒だよね?

 

もちろん、すべての男性がそうだとは思わないですが。私の言ってることは「みんな持ってるからあれ買って」「みんなって誰よ」「〇〇ちゃんと××ちゃん」「二人だけじゃない」っていう黄金のやりとりと大して変わらないとは思います。

 

しかし、ね。子供が保育園入れなかったらどうしようとか、学童入れなかったらどうしようとか、真剣に考えたことのある男性がそんなにたくさんいるようにも思えないわけで。

 

まだ時代は過渡期なのはわかっちゃいるけど、やっぱこの辺の意識改革は一筋縄ではいかないよね。

 

なんか社会への文句みたいになってしまってアレですが、考えさせられるできごとでした。