無事移植が終わりました~。
前回がD20、今回がD18での移植ということで、なんかあっという間に移植を迎えた感じです。
結果は来週出るので、それまでドキドキ待ちます。
さて、今日はタイトルにもあります、助成金の話。
これ、自治体によっても違うと思いますが、今年から国主導で所得制限が撤廃されたんですよね。うちは共働きなので、世帯年収でカウントされちゃうと去年までは対象外だったんですが、今年から対象になりました。こればっかりは、国のタイミングと合ってラッキーでした。
余談ですが、うちの母親は「今時って、自治体からおむつ券とかもらえるんだって!?あんたが小さい頃はそんなのなかったわよ、いいわねえ今の人は」みたいな、聞く人が聞いたら完全にイヤな姑的発言をよくしてます(笑)
たぶん去年までに体外受精をやった方々も同じことを思っているんだろうなあ……。
しかも、来年からは保険適用されるみたいですね。でも保険適用まで待つのもアレなので実費でやっちゃいますけど。不妊治療者としてはそれが実情なのかもしれません。
で、本題。
この助成金の申請。ワタクシ、旦那に丸投げしてみました。
だって、私ばっかり病院通って薬飲んで、カフェインも酒も控えて、って、なんかこう、しょうがないとしても理不尽!!
「ねえねえ、私かわいそうだと思わない?」
「うん、それは思うよ。大変なのはわかっているよ」
「そんな妻に少しでも協力してあげようって思わない?」
「うん、まあ思うけど」
「じゃ、助成金の申請よろしく!!ちゃんと調べてね!!」
っていうわけで(笑)
しかし、旦那、なかなか動く気配がない。
まあこれ私も多少は悪かったんですが、なんとなく確定申告的な感じで、早くても年末から動けばいっか~って気持ちが私にも旦那にもあったんですね。
そして、7月上旬。
「ねえねえ、助成金のことって調べた?」
「ん~、今度やるからあ」
不安だ……。とりあえず締切だけでも調べよう。
そして調べてみると……
「治療終了日から60日以内に申請してください。」
な、なんですって!!
ここでいう「治療終了日」とは、直近の私の治療でいえば採卵~移植からの、判定日のこと。
つまり、5月の下旬。
つまり、申請締め切りは7月下旬。
すぐやないかい!!
「え~、ちょっとくらい遅れても大丈夫っしょ」
「何いってんだ!役所なめんな!お役所仕事って言葉を知らんのか!だいたい、仕事でロクに確認もせず『え~、納期って3ヵ月後だと思ってましたあ。1ヶ月後なんすか?ちょっとくらい遅れてもいいっすよね?』とかいう取引先いたら『は!?』ってなるでしょうが!!」
「だって、仕事じゃないしい」
「役所の人からしてみたら仕事だわ!」
なんていう喧嘩をひとしきりしたあと、慌てて各種書類をかき集めます。ネックは、戸籍謄本と、病院の診断書。
本籍地が旦那の実家がある遠方の方なので、ふらっと取りにいけない。郵送で申請して、果たして何日で届くやら。
しかも、オリンピックで物流が遅延!とか、そもそも22日・23日って異例の木金祝日じゃん!あああ間に合わなかったらどうしよう!
結果、無事思ってるより早く到着しました。
そして、病院の診断書。ちゃちゃっと書いてハンコをぺっと押して終わりっしょ、でかい総合病院じゃないんだし、とか舐めてかかってたら
「発行に2週間ほどかかります」
な、なんですって!!
なんでだ!何にそんなに時間がかかるんだ!まさか、稟議書とか回してるのか!?受付のおねーさん→看護師(平)→看護師(偉)→院長先生、みたいな!?会社か!日本古来のやり方かっ!
「な、なんとか○日までにいただけませんかね…(○日というのは、12日後)」
「うーん、お約束はできませんが、なんとかなるとは思います。お約束はできませんが…」
なんか結構私、この病院でクレーマーちっくになっているので(仕事があるので○時に出たいんですけど、って言う系)、もうこういう無理なお願いするの恥ずかしいやらなんやらで心が折れるんですが、背に腹は代えられませんでした。。
結果、なんと1週間でいただけました。
なんだよ、やればできるじゃないか。
こうして、なんとか書類がすべて揃ったのでした。めでたしめでたし。いやあ、ヒヤヒヤしたわ…。まあこっから審査が通るかはまた別問題ですけど。
あと2,3日気づくのが遅かったら、30万円がパアになっていたかと思うと恐ろしいです。さんじゅうまんえん・・・!!
教訓。この手のことは旦那に任せてはいけない。
なんかものすご~く癪というか、納得いかないけど。
こういうのもいわゆる巷で話題の「見えない家事」だと思うわけですよ。
次は私が全部やる代わりに、「皿洗い10回サボっていい権利」を勝ち取ろうと思います。
こんなおバカな夫婦はそうそういないと思いますが、皆さんもお住いの自治体の助成金申請期限ははやめに調べてくださいね。