もやもやしたまま内診と血液検査を終え、看護師さんから説明を受けます。
この病院、看護師さんの方が話しやすいししっかり説明しようとしてくれる印象。
看護師さんから、今後の検査の説明を受けた最後に
「ご主人の方の検査、どうしますか?よければ今日検査キットもお渡しできますが」
え?今日?
なんとなく、旦那側の検査って
とりあえず女側の検査を一通りやって、異常がなければ「じゃあ旦那さんを疑ってみましょうか」となる
と思っていたので、正直心の準備ができていませんでした。
「お家で採精してお電話してから持ってきてください~」なんて説明を聞きながら、私の脳内はフル回転です。
どうする?私でさえ今日言われてビビってるのに、いきなりキットなんか持ち帰ったら旦那のやつ、もっとビビるよな?
これでできるものもできなかったら本末転倒だ。
いや、しかしキットをもらうだけならタダ(注:タダかどうかは知らない)だし、一応もらうだけもらっておくか?
だがしかし・・・!
~ここまで3秒~
私「ちょっと、相談します・・・」
看護師さん「そうですか。ではまたおっしゃってくださいね」
こうして手ぶらで病院を後にする私。
同じ内診と血液検査のはずなのに、去年の秋の時より値段が倍以上になってて(そりゃ検査する内容が違うからだよ)、スカスカのお財布とともに家へ帰るのでした。
という顛末を旦那に話したところ
「え?家で採ればいいの?なんだあ、あのマツケンのドラマ(※)みたいなの想像してたからさあ。家なら楽勝じゃん、全然いいよ!」
えっ、軽っ!
じゃあ次行った時もらってくるよ~と言ったものの、なかなか自分から言い出せず、あれから数回病院に行ってますが未だにキットはもらっていません。
※マツケンのドラマとは、一昨年放映していた「隣の家族は青く見える(通称となかぞ)」というドラマのことです。ドラマの中で、松山ケンイチさん演じる主人公は不妊検査を受けるべく、不妊治療クリニックの採精室で採精するのでした。
このドラマの話もまたそのうち別記事でします。