~コロナ流行で意識が変わった!より良い在宅介護をするために資格取得することに~ | LULUのASIAエンタメ&恋するイケメンたち!

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ボチボチ書いていこうと思います。

いつもは韓流とか華流のことをメインに書いていますが、きょうは私事をひとつ。

きょうは、久しぶりに千葉に行ってきました。千葉県に住んでいても、ほとんど千葉駅とか行かないし、この写真はモノレールの駅から見えた景色なんだけど・・・お城?千葉に?って、初めて見ました(笑)。

 

じゃ、なんで千葉に行ったのかというと、資格を取るための学校?ま、本来なら学校なんだけど、あまりにマイナーな資格だし、取得できる学校が首都圏でも限られてるってことで、ある施設でマンツーマンで教えて頂くことになりました。

 

じゃ、なんでマイナーな資格取るんだよって話なんだけど、我が家は父はかなり前に亡くなってるし、母も病気から在宅介護にして2年以上が経ちました。もちろん、資格がなくても在宅介護って大きな問題はないんだけど、だんだんやっていくと想像もしなかった疑問とか、問題に次々とぶち当たるし、じゃあってネットでいろいろ勉強しながらここまできたんだけど、このコロナ騒動になって仕事が在宅になって、あぁ~今の仕事がこの先も続けられるのかなって真剣に考えていたの。いきなり会社が倒産することもあるし、定年もあるし・・・これから長くできる仕事って何かなって。

 

あ、その前にね、私の新卒同期が40歳になってから看護師になったの。(OVER41ってバレた…笑)

 

そのときは、すごいな~自分にはできないなって思ったんだけどさ、今回のコロナ騒動で母のために来てくれるケアマネ、医師・看護師、ヘルパー、訪問入浴、リハビリ・・・とにかくたくさんの人の仕事をずっと見てるわけですよ。それで、給付金が出たじゃない?もちろん、何かを買うこともできるけど、私のことだからあれこれか買ったらすぐなくなっちゃう。いや、4月にも給料くらいの臨時収入あったけど、パソコン買って終わったからね~笑。だから、給付金を有意義に使うには何がいいかって考えて、今回の資格取得にたどり着いたんですよ。

 

じゃ、どんな資格かっていうと「喀痰吸引1号」。読めます?笑

 

”かくたんきゅういん”っていうんです。簡単にいうと自分で唾が飲み込めなかったり、痰がたまって息が苦しくなる人に鼻や口からカテーテルを使って吸引したり、ほかには喉に気切(カニューレ)って器具をつけてる人の吸引をしたり、はたまた吸引じゃなけど鼻から栄養を摂ったり、胃ろう、腸ろうから栄養を摂る人を助けられる資格なんです。在宅介護だけなら家族は資格がなくても自己責任でできるんだけど、これがいざヘルパーが必要になると資格がマイナーすぎてみつからない!!

 

いや、正確には介護保険(高齢者)の人の多くは、吸引が必要な時点で在宅にする人が少ないんです。だって老老介護では難しいし、家族が必ずしも同居してるとは限らないしね。だから、母がいざ吸引が必要になったときに吸引ができるヘルパーを探したんだけど、本当に見つからなくて。で、いろんな条件をケアマネと探していたら、吸引が必要な場合のほとんどは障害者用のヘルパー事業所じゃないとダメだって現実。

 

だから、我が家も今は良いヘルパーさんに入ってもらえてるけど、これは奇跡!!

だし、実際に母も障害認定を受けてヘルパーを利用しています。障害者ではなかったけど、寝たきりで自力生活できない人の多くは、障害に相当するんですよね。そんなこと知らないし、誰も教えてくれなかったから吸引ができるヘルパーを探す過程で勉強して、自分が住んでいる市でも、隣の市でもみつからなかったのを、千葉市でやっとみつかってお願いした次第。たまたま、来てくれる方のご自宅が近かったから越境で来てくれることになったんです。もし、その方がいなかったら私は今の仕事も続けられなかったと思う。

 

だけど、現実にはなかなかみつからないわけだから、やっぱり知識や人脈って在宅介護でも大事なのよね。家族が知識を持っていないと、とにかくいろんなサービスを使えないんだから。

 

で、話を戻すけど私は当然、母の鼻も口も問題なく吸引はできるけど、それも母を退院させるときに病院の看護師から2回だけ教えて貰っただけで、あとは自己流なんです。もちろん、今では障害の認定があるので給付金をもらって停電でも使えるバッテリー付の吸引器買ったりして、そこらの看護師より吸引はうまいけどね(笑)。

 

でも、母だけじゃなく、この先にもっと在宅介護が必要な人が増えたら、この資格って大事になるんだよなって思って、給付金の2倍近い投資は必要だけど、勉強することにしました。

ちなみに、ヘルパーというと、メジャーなのは初任者研修とか、ヘルパー2級かな?もちろん、その先も介護福祉士とかケアマネがいるんだけど、一般的には介護職につくときには初任者研修を取るのが多いんです。だけど、私は無駄な時間とか嫌だし、せっかく勉強するなら自分の強みになる資格が良かったから、学校にとらわれずに今回習う施設を選んだんです。正直、学校で何十人って生徒がいて勉強したら半年から1年かかるらしく…けど、マンツーマンなのでかなり短い+習う場所が施設なので実地研修がその施設で可能だというメリットも。

 

あ、ヘルパー2級の方は残念ながらそのまま喀痰吸引はできませんが、初任者研修には喀痰3号という資格がついています。ただ、3号だと特定の人にしかできないし、人が代わるたびに認定看護師の研修を受けて合格がもらえないとできません。2号は、不特定多数にできるけど、口と鼻の吸引と胃ろうのみ。そして1号は不特定多数にできて、口、鼻、気切(カニューレ)、経鼻栄養、胃ろう、腸ろうもできます。あと、追加で研修受けたら病院などで使ってる呼吸器や固形栄養も可能。なので、2号を取るなら大変でも最初から1号が良いと。

 

ま、在宅より、この資格はむしろ介護施設(とくに障害)なんかで必要だから取ることが多いし、介護の仕事もしていない、初任者研修も受けていない人が取ろうなんて資格ではないんで、先生も初めて教えますって言ってたけど(笑)。でも、資格があったら病院とか、障害児学級とかにも使えますからね。なんにしても、特殊な資格だと思ってもらえたらだし、でもこれからの介護業界では重宝される資格だと思います。

先行投資、だね(笑)

 

コロナがなかったら、在宅勤務がなかったら、給付金がなかったら・・・たぶん資格をすぐに取ろうなんて思わなかったけど、これも何かの縁というか。ポンコツの頭をたたき起こして勉強します!!(ちなみにまわりのスタッフや親せきに資格を取ると宣言して、退路を断ってます)

まぁ、国家試験じゃないから頑張ればだれでもできるんだけどね、学生生活から離れて何十年のおばちゃんが勉強するのは勇気と根気がいるわけです。

 

ということで、これからしばらくはドラマやYoutubeの合間に(!?)勉強頑張りま~す!!!(笑)