つい先日私は誕生日を迎えました


私は物欲が無く欲しいプレゼントを考えられなかったので
聞かれた時にはお手紙が欲しいと答えました

たくさんお手紙を貰えました
たくさんの世界を知りました
私が知っている世界とは真逆の世界も知れました

良いですよね人生って。


その中に自分が好きな小説を書いてくれていた子がいました
ぜひ読んで見てほしいと
その本の内容に合わせて自分のことや
私のことを書いてくれていました


私はその小説を知っていました
ここからは自慢ですが恐らく同年代の中では
ずば抜けて本をたくさん読んでいる方だと思います
だから友達が薦めてくれる本はだいたい読んでいます
そして私は1度読んだ小説は8割暗記しています


その手紙を読んだ時私は手元に小説が無かった訳ですが
本のタイトルから言いたいことは想像が付きました
けれどその子が思い描く私と私自身とは対極にいるんだ
ということも薄々気づいていました


その子から見た私は助けてあげたい子
自分はこう感じたから
自分はずっと心の奥でこう思っていたから
救ってくれた貴方に感謝してる
あの場所に閉じ込められた私を出してくれてありがとう
でもだからこそ貴方もあの場所にいたんだよね
私もそこから貴方を助けてあげるから
私が連れ出してあげるからね

その子らしい温かくまたとても丁寧に考えられた
気持ちのこもったお手紙でした

けれど事実私は好んでその場所にいました
寧ろ同じ小説を読んで私はその場所に行きたいと望みました
そこで1人になりたかったからです
救い出した気もありません
無意識に1人になりたがった故に
その場所から引き離した可能性もあるくらいです
ここは私の居場所だから近付くなと。


ここまで読むと私はその子が嫌いなのかと
思うかもしれませんが別にそうではないです
ただ私からしてみれば
ずっと味方でいると言ってくれる人よりも
貴方を助けたいと言ってくれる人よりも
何も言わずずっとそばに居てくれる人や
次に会うのは何日ねと言ってくれる人の方が
何十倍も大切にしたいです


前者には昔からいい思い出がありませんから。
そしてそれは残念ながらこの子にも当てはまります。


そうはいってもこれで私は1つ知れた訳です
この子にとっての私とはこうなのだと
今までの行動に全て納得がいくようになりました
この子から見た世界はこうなのだと
肌で感じることが出来ました


お手紙とはそういうものです
その人の世界観が表れるからこそ面白いのです
そしてその人なりに私への気持ちや思いを
綴ってくれているのですから
誰から貰っても宝物であり経験です


あまり私に対して良いことをしていなかった子からも
お手紙を貰いました
その子の世界観もしれました
やっぱりこれも宝物になりました


ただ文章から見て私は誰が書いたのか区別出来るでしょう
同じ内容を書いていたとしても書き方で分かります
飾られた文章というのは美しくなるもので
作り替えられた世界は違和感を残すものです


たくさんの人からメッセージも受け取りました
私はSNSが得意じゃないので返すのに2日かかりました
もちろん凄くありがたいことです


私が大切にしている人達はあっさりしていました
おめでとう や 送ってこなかった子もいます
あっさりしてたらいいのかと言われるとそうではないのです


その子たちは会いに来てくれました
わざわざ家にプレゼントだけ置いて行ってくれた子もいます
好きなとこ行こうよ 何日空けといてね と言ってくれた子も


私はこのブログで誰かを下げたい訳ではありません
私が大切にしている人を誇りたいです
そして愛を伝えたいのです


愛を伝えるのは何も文の長さではないし
私に合わせて世界を作り替えるものでもない
はたまた機嫌をとるものでも決してない


私はそれを望まない決して望みたくない
世の中がそれが愛だと言おうが関係ない
私にとって愛とは説明出来ないものだから。