狭山不動尊・所沢市山口
☆各地から移築された由緒ある建物がある不動尊
宗派・・天台宗
ご本尊・・不動明王
山号・・狭山山・
創建・・昭和50年(1975年)西武グループが各地のプリンスホテルを開発する際の文化財をこの地に集め、当時のオーナー堤義明と親しかった寛永寺の助力で建立。
勅額門・・1632年築(江戸時代)。重要文化財。増上寺(の隣)にあった台徳院(第二代将軍秀忠)霊廟の跡から移築。後水尾天皇の勅額を掲げた門。
霊廟は第二次世界大戦の空襲で焼失し跡地はプリンスホテルとなった。焼け残った勅額門・御成門・丁子門が当地に移され、旧地には惣門が残されている。
御神木・・樹齢500年の銀杏。太田道灌が築いた城山城跡にあったもの。区画整理のため当地に移植。
御成門・・1632年築(江戸時代)。重要文化財。台徳院(第二代将軍秀忠)霊廟の跡から移築。将軍の参拝用の門。
第一多宝塔・・1555年築(室町時代)。高槻市畠山神社より移築。
本堂を囲む石灯籠・・増上寺の徳川家霊廟跡から移設。
本堂・・2001年不審火により焼失。京都本願寺から移築した七間堂。
羅漢堂の山門
第二多宝塔・・1435年築(室町時代)兵庫県加東市・椅鹿寺より移築。
石灯籠・・増上寺の徳川家霊廟から移設。
桜井門・・奥に見える山門。奈良県五條市・桜井寺より移築。
羅漢堂の周囲には増上寺霊廟から移した唐金灯籠がたくさん並んでいます。全国の大名から献納されたものだそうです。すごく迫力がありました。
御朱印帳にも書いていただきました。