取り戻した時間 | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。

夏休みに入って無気力気味だった息子ですが


先日、学校合宿に参加してきました。


学校にみんなでお泊りするのです。


一応は学習することが目的なので


しっかり学習時間もあり


夜はそのまま学校の教室でお泊りするのです。


中学時代は宿泊学習も修学旅行も行けなかったので


本人にとっては小学校6年生の修学旅行以来の


学校の仲間とのお泊りです。


私は夕食のバーベキューの準備のお手伝いに参加させていただきました。


娘は兄の通う学校にずっと行ってみたいと言っていたので


娘も連れて行きました。


私ともう一人のお母さんと娘と3人で大量の野菜を切って


途中で数名の生徒も加わり、80個のおにぎりおにぎりを作りました。


とても暑い日でしたが晴れ


この学校で息子が元気に楽しく過ごしていることに感謝の気持ちをこめてドキドキ


お手伝いさせていただきました。


大量の野菜を切っていると


先生たちが入れ替わりにお礼を言いに来てくれます。


教頭先生や校長先生までお礼を言いに来てくれました。



夕方になって学校の外でバーベキューです。


先生たちは皆私服なので、生徒なのか先生なのか…?


先生たちは20代~30代がほとんど


だから、なおさら子供たちと気持ちが近いのかなと思いました。


先生と生徒の間に壁がない


でも


しっかりとした信頼関係があります。


先生が生徒を見る目、生徒が先生を見る目に温かさがあり


ホントに素敵な学校です。


夜はみんなで花火大会に出掛けました。


いつもは自宅マンションのベランダから見る花火打ち上げ花火


間近で見る花火は迫力があり


夏の夜空いっぱいに広がる花火はとてもきれいでした打ち上げ花火


先生と生徒…みんなで同じものを見て感動する…


気持ちを共有するって素敵なことですね


学校に帰ってから体育館で大型スクリーンを使ってWiiSports大会


残念ながら、私と娘はここで退散…


娘は女子生徒にとてもかわいがってもらい


私は私で、女子生徒に


『○○ママ、一緒に写メ撮ろう!』と仲良くさせてもらったりで


娘は『帰りたくない、私も泊まっていく』と、だだをこねました。


そして『私もこの高校に入りたい!』と言いました。


(イヤイヤ、あなたは公立に入ってねあせる)と心の中で思いましたが


私もこんな学校だったらまた学生に戻りたいな~と思ってしまいました。


翌日、帰宅した息子は


一睡もしないで朝までみんなで起きていたそうで


『楽しかった-ビックリマーク


この言葉がすべてですね。


中学時代に経験できなかったこと


ひとつひとつ・・・


ゆっくりと経験していけたらいいんですよね。


いくらでも、取り戻せます。


不登校時代にできなかったこと


あとからでも、いくらでもできます。


そのためには


ぜひとも


お子さんに合った高校を見つけてください。


決して


無理はさせないでくださいね。


きっと


お子さんに合った高校があるはずです。


そしたら


またお子さんの元気に学校に通う姿が見れるかも知れません。






私とこの学校との出逢い・・・


近いうちに記事にしたいと思います。


もしかすると限定記事になるかもしれませんが…