前回の記事で
書ききれなかったことを書きますね。
正直私は
息子がデイケアに行く!と言ったとき
行って何になるんだろう?
ただみんなで遊ぶだけでしょ…?
そこに通えるのなら学校に行ったほうがいいのに…
と
まるで息子の気持ちを理解できずにいました。
でもただ家にいるよりはいいのかな、と思っていました。
今思えば息子は
学校に行けない代わりに何かしなくては、と
自分を奮い立たせ、自分の足で最初の一歩を踏み出したんだと思います。
ここが大切なポイントでした。
息子が自分の意志で
何かしなくては
学校には行けないけれど
今の自分にできることは何か?
暗い部屋の布団の中で
一生懸命に模索し、考えた答えだったのです。
私は目先のことしか考えていなかった。
学校に戻って
高校受験をして
大学に入る。
でも息子は私よりもずーっと先を見据えていたのですね。
『不登校と向き合うこと』
これは遠回りかもしれないけれど
結果、近道だったのです。
あの時、私が無理に学校に行かせようとしていたら
高校にも行けなかったかもしれません。
あの時の息子の一歩が
今の楽しい高校生活をおくる糧になっていたのかもしれません。
不登校と向き合うこと
そして自分で動き出して見つけた答えは
必ず自信につながります。
大切な大切な一歩でした。。。