大切な一歩 | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。

前回の記事で
書ききれなかったことを書きますね。




正直私は


息子がデイケアに行く!と言ったとき


行って何になるんだろう?


ただみんなで遊ぶだけでしょ…?




そこに通えるのなら学校に行ったほうがいいのに…



まるで息子の気持ちを理解できずにいました。




でもただ家にいるよりはいいのかな、と思っていました。




今思えば息子は


学校に行けない代わりに何かしなくては、と


自分を奮い立たせ、自分の足で最初の一歩を踏み出したんだと思います。




ここが大切なポイントでした。




息子が自分の意志で


何かしなくては


学校には行けないけれど


今の自分にできることは何か?




暗い部屋の布団の中で


一生懸命に模索し、考えた答えだったのです。




私は目先のことしか考えていなかった。


学校に戻って


高校受験をして


大学に入る。



でも息子は私よりもずーっと先を見据えていたのですね。


『不登校と向き合うこと』


これは遠回りかもしれないけれど


結果、近道だったのです。


あの時、私が無理に学校に行かせようとしていたら


高校にも行けなかったかもしれません。


あの時の息子の一歩が


今の楽しい高校生活をおくる糧になっていたのかもしれません。




不登校と向き合うこと


そして自分で動き出して見つけた答えは


必ず自信につながります。




大切な大切な一歩でした。。。