ウクライナの国営原子力企業エネルゴムアトム7日、ロシア軍が6日にウクライナ南部の ザボレジェ原発を再び砲撃したと発表した。放射線を計測するセンサーが崩壊し作業員1人が負傷したというロイター通信などが報じた放射線量の変化の有無など詳細なは不明。


ロシア軍が占拠する同原発では5日にも砲撃がありロシアとウクライナ双方が相手の攻撃だと非難している。


同社によるとロシア軍は6日 夕、使用済み核燃料の貯蔵施設付近を砲撃した。この砲撃により同社は仮に使用済み核燃料容器からの放射能漏れなどが起きた場合も迅速に対応することが不可能になった」としている。


ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ミシェル欧州理事会常任議長 (EU 大統領)と電話で協議し「ロシアの核テロ攻撃には原子力産業に対する制裁といった国際社会からの強い反応が必要だ」と態度制裁強化を呼びかけた。


一方、同地域を支配する親ロ派勢力の当局者は、今回もウクライナ川の攻撃と主張している。


国際原子力機関 (IAEA )の グロッシ事務局長は最初の砲撃5の6日に声明を発表し、「現実的な原子力災害のリスク」があると警告。すべての当事者に「最大限の自制」を求めた。

【ベルリン念仏明菜】


2022年8月8日付「毎日新聞」デジタル版より


以上記事本文



おそらくロシア軍の仕業だと思えますが、とんでもないことをやってくれたものです。これが「核テロ」と呼ぶべきものでしょう。これからどういうことが起きるかは、私たちはすでにチェルノブイリ原発の事故で知っているはずです。そしてよりによって8月6日に砲撃をおこなうとは、許しがたいことです。