中国が台湾周辺での軍事圧力を高めるなか…防衛省経験者や元自衛隊幹部らが参加して台湾有事を想定したシミュレーションが6、7両日東京都内で行われた。平時から有事へ事態が進展することに日本政府が取るべき対応を検証した。


シンクタンク「日本戦略研究フォーラム」の主催で政策提言のため、今年から台湾有事を想定したシミュレーションを実施している。今年は、中国軍による大規模演習の前から予定しており、複数の自民党国会議員や元自衛隊幹部が参加した。小野寺五典元防衛相が首相役を務め、複数のシナリオに基づいて国家安全保障会議 (NSC )で議論を重ねた。


シナリオの時代は2027年、中国は習近平体制への国民の不満が高まる一方で、台湾では独立を目指す動きが拡大するなど、中台が政治的に不安定になっている状況を設定した。



2022年8月7日付「朝日新聞」デジタル版より


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そんなにスケジュールどおりにコトが運べば、誰も苦労はしません。必ず想定外の事態が発生します。シミュレーションなら、そうした不安定かつ想定外のアクシデントを考慮すべきでしょう。