旧統一協会の反社会的行為 共産党は40年以上追及


SNSで釈明


日本テレビ系の「情報ライブ ミヤネ屋」(22日放送、読売テレビ制作)で、コメンテーターの吉川美代子氏が旧統一協会に対する日本共産党の対応について「何も言わないで、世間の目が集まっているこの時に急に言い出すパフォーマンスっぽい」と事実無根のコメントをした問題について、自身のインスタグラムで開き直るコメントを投稿していることが分かりました。


吉川氏のコメントは、彼女の「パフォーマンス」発言の「誤り」を指摘したコメントに対するもの、日本共産党について「昭和52年から昭和63年までは国会で追及しています。この30年近くは、今回のように『統一教会追及チーム』をつくることはしていません」とし、コメントの最後に「『被害者がいる現実をきちんととりあげてほしい』と言ったことが一番伝えたいことです」と書いています。


日本共産党は、「追及チーム」を発足させたか否かにかかわらず、旧統一協会の霊感商法について1988年(昭和63年)以降もくり返し取り上げてきました。例えば、80年4月19日の衆院物価問題特別委員会で菅野悦子議員が、98年4月28日の衆院法務委員会で木島日出夫議員がそれぞれ質問し、政府に厳正な対応を求めています。


また、文鮮明の日本入国問題についても、92年3月27日の参院法務委員会で橋本敦議員が法務省を追及しています。これらは国会会議録で検索すればすぐに分かることです。


「しんぶん赤旗」でも旧統一協会の反社会的行為を系統的に取り上げ2002〜21年で69本の記事を党中央委員会のホームページで公開しています。安倍晋三元首相が昨年9月、旧統一協会の「天宙平和連合」の会にビデオメッセージを送り、韓鶴子総裁に「敬意を表します」と述べた事実も「安倍前首相『総裁に敬意』宣伝利用で霊感商法被害拡大の恐れ」(21年9月18日付)の見出しで伝え、警鐘を鳴らしました。


吉川氏のインスタグラムでのコメントは、日本共産党が旧統一協会問題をその被害者救済も含めて40年以上一貫してとりくんできた事実を、再びなきものにするウソの上塗りであり、悪質な印象操作です。公共の放送でコメンテーターをつとめる資格が根本から問われます。



2022年7月28日付「しんぶん赤旗」より


以上記事本文



吉川氏は元TBSアナウンサー出身で、長らくアナウンサーを務めてきました。退職後に日本会議や統一協会のBRAIN WASHINGを受けてしまったようです。私が知る限り共産党は1970年代から統一協会を批判していました。吉川氏は明らかにウソを言っています。




吉川氏の