心の痛み 想像できませんか


浦和戦当日、人種差別の書き込み


ガ大阪 パトリック選手被害



サッカーのJ1、ガンバ大阪のブラジル人FWパトリック選手(28)に対して人種差別的な書き込みが短文投稿サイト「ツイッター」上にあり、Jリーグの村井満チェアマンは29日、「クラブと協力をして日本社会から人種差別をなくすべく取り組んできただけに残念。許されないことだ」と批判した。Jリーグがツイッター運営会社に違反通報し、問題の書き込みは削除された。



ガンバ大阪が浦和レッズを降したチャンピオンシップ準決勝が行われた28日に投稿され、投稿者のプロフィールには「浦和レッズのサポーター」と明記されていた。



パトリック選手は「こういった書き込みはどんな人でも傷つきます。まさかこの国でそういう目にあうとはおもいませんでした」などと日本語でツイッターに投稿した。



浦和は昨年3月、埼玉スタジアムであったJ1鳥栖戦で、「JAPANES ONLY」と書かれた横断幕を会場に掲げ、Jリーグ初の「無観客試合」の処分を受けた。浦和はクラブのホームページで「発信者がどのような人物で何を目的に書き込んだか特定できませんが、浦和レッズは差別を絶対に許しません」との声明を出した。

11月30日付け「毎日・大阪版」より



以上記事本文



このような事例が起きはしないかと、密かに思っていました。



非常に残念なことですが、日本人は常に差別の対象を求めていく、世界でも希な差別の好きな民族です。この日本人がアメリカ人やヨーロッパ人の中では卑屈になるのですから、事態は複雑です。



こうした意識が形成されて来たのは、やはり「明治」に入ってからでしょう。ヨーロッパ系民族出身の人たちが「先進国」として振る舞い、その抑えつけられた感情をヨーロッパ系民族以外の出身者、例えばアフリカ系の人たちに向けるようになったのでしょう。



こうした事態はいつになれば解消できるのでしょうか?「差別を罰する法律」が必要だと思います。