この雑誌も地方ではなかなか買えない雑誌です。人によっては「左翼雑誌だ」と言う人はは間違いなくいると思います。



私は町内の書店に取扱いを依頼して購読することにしました。1冊800円になります。



12月号では、慶應義塾大学の金子勝教授による「また大嘘が始まったーアベノミクスは破綻への道」が白眉と言えます。同じ慶應義塾大学教授の竹中平蔵とは「犬猿の仲」である金子氏の論文だけに、非常に参考になります。



また寺島実郎氏の「戦後民主主義の新たな地平ー与えられた民主主義を超えて」も興味深い記事でした。



後、望月衣朔子氏の「武器輸出の旗振り役誕生ー防衛施設庁発足」も、今後の日本帝国主義の「死の商人」ぶりを予想するのに、何らかのヒントを与えてくれそうです。



やはり岩波書店刊行のせいか、「月刊宝石」や「月刊現代」よりも高い視点から物事を観ているようです。