衆参同日選の可能性に言及

自民国対委員長



自民党の佐藤勉国対委員長は28日、次期衆院選が来年夏の参院選との同日選になる可能性に言及した。御法川信英国対副委員長が秋田県大仙市で開いた会合で講演し「甘く見ないで、来年ダブル選挙があるかも知れない。皆さんのご協力をお願いしたい」と述べた。


今年の通常国会が9月下旬までの長期に及んだことに触れ「今度の国会は長すぎた。私は(国会を)3回くらいやったように思う。(前回衆院選から)まだ1年しかたってないのかという思いだ」と指摘。同日選ては2014年12月の前回衆院選からの間隔が短すぎるとの見方があることを暗に否定した。
11月29日付「毎日・大阪版」より



以上記事本文



衆参同日選挙の可能性については、以前から噂されていましたが、どうやら自民党内では内定したように思います。この「衆参同日選」は中曽根内閣の時に実施されたのですが、自民党の圧勝に終わりました。



個人後援会の集合体という色彩の強い自民党には、非常に有利な選挙のやり方であり、過去何回かの衆参同日選で自民党はすべて圧勝でした。



しかし党組織が全面的に動く野党、特に共産党には不利な選挙になります。与党の公明党にも不利でしょう。



来年夏に実施となり自民党が圧勝すれば、自民党独裁政権=ブルジョア独裁政治は磐石のものとなり、アメリカ帝国主義との共同作戦で、自衛隊の海外派兵が実現することになるのでしょう。