今週は18世紀のイタリアの作曲家で声楽教師のニコラ・ポルポラと、彼の周辺の音楽家の作品が紹介されています。今朝はジュゼッペ・サンマルティーニの器楽作品が紹介されます。



1.ニコラ・ポルポラ


オペラ「アウリスのエフゲニア」から


アリア「アンフリーゾの澄みきった波は」


このオペラはポルポラがロンドンで上演した4作のオペラの中の1つです。


ポルポラはヘンデルの属する「王立音楽アカデミー」に対抗するため、貴族たちのグループに招聘され1736年にロンドンに渡りました。


演奏はアンドレア・マルコム指揮のベニス・バロック・オーケストラでした。



2.ニコラ・ポルポラ


オペラ「アウリスのエフゲニア」より


アリア「この待ちこがれた胸に」


演奏はアンドレア・マルコム指揮のベニス・バロック・オーケストラでした。


3.ジュゼッペ・サンマルティーニ


「コンチェルト・グロッソ第8番・ト短調」


手書きの楽譜で残されている「12のコンチェルト・グロッソ集」に含まれている作品です。


サンマルティーニはポルポラと同時期にロンドンで活動した音楽家です。


演奏はキラア・バンキーニ指揮のアンサンブル415でした。



4.ジュゼッペ・サンマルティーニ


「オルガン協奏曲・イ長調」