http://www.youtube.com/watch?v=033VivFa5QU&sns=em



ジャン=バティスト・リュリとジャン=バティスト・モリエールが、国王ルイ14世の希望に答えて、1670年に共同製作したコメディ=バレの傑作です。



当時、バリを訪問していたトルコ大使が、ルイ14世に対して無礼な振る舞いに及んだとして、「町人貴族」のストーリーとはあまり関係のないトルコのハーレムの様子や、イスラム教の儀式の様子を風刺するように描いています。



このシーンが人気を呼び、時代が経つにつれて、上演期間が次第に長くなってきました。



現在ではトルコ風の舞踏に置き換えられているようです。



このシーンは映画「王は踊る」(2001年フランス、ベルギー、ドイツ合作)の中の1シーンです。大笑いするルイ14世(ブノア・マジメル)が印象的で、周りの観客や楽団員も大笑いしています。



演奏はラインハルト・ゲーベル指揮、ムジカ・アンティクヮ・ケルンです。