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テオルボ



リュートという楽器は、ルーツは日本へ伝わった琵琶と同じ楽器から発達したらしく、もともとは十字軍が遠征先の中近東かはら持ち帰ったとされています。



ルネサンス期には、ちょうど日本の琵琶に似た形状の12弦のリュートが流行し、いろんな絵画に描かれています。



リュートはネックのところが直角に近い形で曲がっており、弦に張りを持たせるようになっています。



しかし、バロック時代を迎えて、従来のリュートでは、新しい作曲された作品に対応出来ないので、まずテオルボが開発されたようです。



Wikipediaを読んで見ましたが、どうやらテオルボとキタローネは同じ種類のもので、チェンバロとクラブサンとハープシコードみたいな違いかも知れません。しかし、アーチリュートはテオルボやキタローネとは、少し構造が異なっていて、17世紀後半に開発された楽器のようですが、Wikipediaを読んでみても、今ひとつよく分かりません。



17世紀のバロック音楽を知る上で、ぜひ知っていなければならないと思うのですが、全く情けないです。



これらのリュート属は、あまりに調弦が複雑なので、通奏低音楽器としては、チェンバロなどに取って変わられました。