J・S・バッハ
G・H・ヘンデル
1.J・S・バッハ「パルティータ・第4番・ニ長調」
本来「バルティータとは「変奏曲」と言う意味があったようですが、次第に「組曲」という意味に変化していったようです。J・S・バッハのこの作品めそのような意味を持っています。
J・S・バッハは鍵盤楽器のためのバルティータを6曲残しています。これらは1731年に出版されたもので、
この「第4番」は、6曲の中で最も大きな編成となっており、最初のフランス風の「序曲」に続いて6つの舞曲が続きます。
これは元来はクラビコードの作品だったような気がします。
2.J・S・バッハ「オルガン小曲集」から「イエスは我が喜び」
この小曲集は、J・S・バッハがワイマール宮廷に仕えていたころに、教会暦に基づくオルガン小曲集を編集したしたものです。
カンタータ第147番の有名なコラール、「イエスは我が喜び」とは、全く別の作品でした。
3.G・H・ヘンデルのオラトリオ「メサイヤ」から、アリア「正しいことを述べる者の足は麗しい」
1741年に作曲された。ヘンデルのオラトリオの中のアリアです。このオラトリオは作曲者の死後も、定期的に演奏されるようになった最初の作品です。
ヘンデルはこの作品を、極めて短期間に作曲したと伝えられています。今に伝わる「ハレルヤ・コーラス」の最初の譜面は、ひどい悪筆で書かれています。筆が曲想に追いつかなかったようです。
以上が、今朝のバロック音楽の作品紹介でした。