ハンドソートパンチカードをご存知でしょうか。
一般人もPCやスマホなどを使えるので
もはや遺物かな?
本来は厚紙で作るのですが
簡単な説明のための絵を用意しました。
この例は「レシピカード」と思ってください😄
何十枚もあるレシピカードから
「ピーマンの料理のレシピが欲しい!」と思った時に、重ねられたレシピカードの該当の穴(この場合ならばピーマン)に棒を突っ込んで該当のレシピカードを振り落とすのです。
絵は穴を開けていませんが
⚪︎は全てパンチで穴が開けられ
該当の項目は振り落とすことができるように端まで切り取られています。
知らない人には、この説明ではなかなか分かりにくいと思いますが…。
単なるソートだけならばPCが優れているので今の時代には不要です。
今の世の中であれば、レシピカードぐらいしか使い道が無いのかな……。
私がハンドソートパンチカードを最初に知ったのは
理科の学習教材でした。
植物の分類って葉の形とか花びらの数とかで分類でするでしょう?
勘の良い方は既にお分かりと思いますが
植物の該当する特徴で振り落としていって
最終的に残ったカードからこの植物は何か、というのがわかるカードでした。
もちろんそれは同時にその植物が何科に属するか(イネ科とかバラ科とか)ということがわかり、植物分類の勉強にも繋がるというものです。
ハンドソートパンチカードはそうした学習目的にしか使えないかなあ。
糸巻きカードにも応用ができて
欲しい太さの欲しい材質(綿とか絹とか)の欲しい色合いの糸が一瞬で落ちてきたら
ちょっと便利かな?と思いました。
でもそれだって糸巻きに通し番号をつけておいて番号順に並べておいて
ソートはPCかなんかで条件を入力して該当の糸巻きの番号をはじき出せば
すぐに見つけられるんだよね。
料理のレシピカードだって、同様に通し番号をつけてカードを番号順に並べておけば済む話なんです。
でも棒を刺して振り落とすって
ちょっと面白いんですけどね😄
カードをきちんと番号順に並べておく手間も不要ですし。
むかしむかしの思い出からの話でした☘️
