唐突ですが

幻想水滸伝2の料理対決の判定はどうだったかという話です。


双葉社刊「幻想水滸伝水滸伝Ⅱ公式ガイドブック完全版」を基にしてこの記事を書きました。

料理対決の判定はとにかくややこしいので初回以外はこのハンドブック片手にプレイしていました。

本当に難解なシステムですが、幸い108星集めとは関係ありません。寄り道要素です。


さて判定システムのチェック項目。

ガイドブックp45から引用します。


1️⃣制限時間内に料理ができあがったのかの完成度

2️⃣前菜、メイン、デザートに、ジャンルのあった料理を出せたのかどうか

3️⃣びっくり料理の数による修正

4️⃣その料理がそれぞれの審査員の好物であるかどうかによる修正

5️⃣審査員のその日の気分による修正

6️⃣びっくり料理が1品だった場合、5%の確率で評価5になるかどうか


補足説明します。

(基本評価とは各審査員の評価の合計値)

1️⃣…料理作成中に◯ボタン連打で完成度が上がるスピードが少しだけアップします。(完成度は何を参照したパラメータなのか不明ですが、各料理に難度がA〜Eの設定がされているのでそれと関係あり?)

具体的には:完成度が50%以下=基本評価×0.5、80%以下=基本評価×0.7、それ以上は修正なし。

2️⃣…各料理は「前菜」「温かいメイン料理」「冷たいメイン料理」「デザート」「びっくり料理」の5つのジャンルに区分設定されています。

具体的には:違うジャンルの料理を出した場合=基本評価×0.5、デザートについては、デザートにデザート以外を出した場合=基本評価×0.52

3️⃣…びっくり料理の説明は2️⃣を参照。

具体的には:びっくり料理3品=基本評価×0.5、2品以下=【60%の確率で修正なし【30%の確率で基本評価にランダムで+2〜−2【10%の確率で評価5

4️⃣審査員には好物(好きな料理の傾向?)があります。特定の料理名ではなく「普通」「甘党」「辛党」「肉好き」「魚好き」「野菜好き」「和風好き」「中華好き」「なんでもウマイ」「なんでもマズイ」「味オンチ」のいずれかに紐付けされています。

各料理は、好みが普通の審査員ならば2とか甘党ならば5というように、審査員の出す点数が審査員の好みのよって決められています。

5️⃣(詳細不明。気分修正があるらしい😁)

6️⃣(びっくり料理の説明は2️⃣を参照)


複雑すぎて書いている実は私にもよくわかりません😁



★★★


百英雄伝も料理対決があります。

パッチで攻略が難しくなったようですが…。

百英雄伝では仲間集めに必要なイベントなので難しいと困ります。

(だから難易度が低かったのかなと思っていました。)

幻水2でも攻略本頼りでしたので料理対決が不可解な事には驚きはなかったのですが

もうちょっと気楽に(本編攻略のちょっと息抜きに)プレイできるものだったらベターだね☘️








百英雄伝のハッシュタグなので百英雄伝というゲームの話。


私はクロスステッチが趣味。





昔はアイロンビーズもドット絵も作るのが好きだった。

色もドット数も限りある手法の中で如何に表現するかという時

私たち人間の認知を利用して不可能を可能にするということも考える。


人間は写真のような正確な情報収集(知覚)をしているわけではない。写真のような細やかさが無くても人はそれが「リアル」と思ってしまうぐらい、機械に比べればお粗末なレベルの知覚だ。しかし脳内で認知として統合すれば記憶などを補完して写真以上に完璧な(と自分が思う)ものとして認識できるのだ。

…昔から絵画なんかはそれを利用してるんだよね。


私のお粗末な例で済まない。




(あつまれどうぶつの森の画面です)


ひな壇を作るのは結構難しいけど、斜面や遠近法とか組み合わせて頑張りました。マイルームやマイタウンはいつも錯覚を利用する事を考えているよ(うまく効果していないって?😆😆😆)


技術が進んだ現代では精密正確さでリアルさを再現しようとするけれど、それをするとデータがどんどん重くなっていく。SDGsに反する😁

人間のお馬鹿さんな特性を利用してやれば色々削れるかもよ?ってシステム屋さんには頑張って欲しい。

もっと突っ込めば人間の感動ってリアルさではないでしょ?

写真だって、私がぽけたんと無造作に撮るのと、センスのある人が映像を切り取り表現したものとには歴然とした差があるでしょ?


百英雄伝のグラフィックを見た時の印象は、なぜか「無駄に」美しいだった。

ゲームを、自分の作品の創作活動の素材や動画配信の題材として見れば視点は変わるかもしれない。だからインフルエンサーに合わせてグラフィックを昔より重視する意見もよくわかる。

スマホリモートプレイで本拠街を歩いた時

「あ、このゲームステキ💖」ってマジに思いましたよ。綺麗というより美麗なの。

でも機種によっては本拠街は地雷化してるんだ😆

(ps5でも発展させていくと微妙にロードが重くなりました)

…ゲームは、細部を作りながら時々視点を全体に戻してシステムの中でどうか?って考えて作って欲しいんだ。自分の事を考えながら全体の事も考えろって事だよ。全体が一番見えている奴がしばしば自分を犠牲にしてしまうけどね。


以上!☘️






百英雄伝は幻想水滸伝のやり方を踏襲したので

アイテム鞄は古くさいとか面倒くさいと言われています。


記憶だけであれば思い出補正がありそうなので幻水をプレイしました。


確かに幻水1は面倒です。




アイテム類が全て個人の荷物に押し込められちゃいます。


これが幻水2になると少し変わります。




まず「みんなのもちもの」という共有の袋に入れられて




各自のもちものに送ることができます。

操作はシンプルで幻水1よりも使いやすく明らかに改善の意図の結果が見えます。


これらは⬜︎ボタンでメニュー開いて決定ボタンで決定していくというシンプルなもの。

百英雄伝よりもずっと操作しやすいよ!

ボタンの反応も良いし画面もわかりやすいです。

幻水を真似したから不便だという言い訳はやめて欲しい。そのまんま使えなんて誰が言います?なんか意図あってそう言ってるんだなあって意図を探らずに、上っ面だけ言われた通りのことをやっておけばいいやって処理しました?


村山さんはスタッフの能力も見極められなかったのかな?


意図もわからないまま形だけ踏襲してもねえ…本当に形だけを村山さんが望んでいたとは私には思えません。彼は面白さというのがどこにあるのかを分析していく人だから、外見だけ似ていてもその効果(面白さ)のないものを良しとするとは信じがたいのです。

(Rabbit & Bear のHPに村山さんの書いた開発者ブログがあります。彼の仕事に対する考え方や、彼の人となりがよくわかりますので興味のある方はぜひ読んでみてください。)



幻想水滸伝2、本当に面白い。序盤から引き込まれます。私はスマホのRPGを色々プレイしていたせいでしょう。昔以上に幻水2の作りの丁寧さに感銘を受けるのは最近やるゲームが幻水2の骨格程度ぐらいのペラペラだからです。


スマホゲーを作って手抜きのノウハウを覚えた開発者は基本のシステムがそれになっちゃってるから、時間をかけてもお金をかけても幻水2のようなゲームは作れないでしょう。そして

それがわかって自分の中のシステムを構築し直す事ができるSEはゲーム業界なんかに入ろうとはしない(笑)

だからもう幻水2のようなゲームはもうできないんだろうなあ、と思いました。おしまい☘️