私は幻水2が好きで、このライターさんに思いっきり書かせて成長(人生の年輪の深みや今の時代の変化への順応)を見たかったので百英雄伝のクラファンに参加しました。もちろんゲームができない可能性もありだし、成長してなかったんだなあと失望することも覚悟していました。


だけど、これじゃあシナリオ批判できないじゃあないですか。私はボイスを消してプレイするからわかりやすいと思うけど

同じ人が一貫してセリフを書いていないですよ。

センスのない人が無造作に後から挿入した箇所もある。

これでどうやって評価しろというのだ💢


そもそもこのクラファンの看板ライターと異なるライターが外伝(ライジング)を先に出しちゃうって、クラファンの主旨を何だと思ってるんだって思いました。

外伝にも本編のライターさんがガッツリ関わるならば負担が重くなるし、そうでなければ(実際に違うライターさんが書きましたが)違う人が作ったものを本編の設定の一部に組み込まなければいけないんです。(外伝のキャラの登場を本編で軽く扱ったら怒られて変更させられたし。)

どんなに設定等を予めすり合わせていても、前に出てしまった作品は後の作品の足枷になります。

足枷ついた作品を書かされたライターさんの気持ちを思うと、心置きなく批判なんかできない😩


小説もそうですが

あらすじ(何がそこで起こったか)だけでなく

それをどういう言葉で描いていくかがRPGのストーリーとしての良し悪しに関わってきます。

幻水2は設定やストーリーは凡庸ですが人物の描き方がストーリーの良さに繋がっていると思います。

描き方です。あのライターさんの良さはそこです。ストーリーを形作るキャラ一人一人への眼差しが暖かい。

ストーリーとは繊細な描写の積み重ねだと思います。ライターさんが選びに選んだ短い言葉の真意…って事さえもわからないスタッフがセリフをいじっている可能性があります。

それに気づけば百英雄伝のシナリオの論議はナンセンスだし、気づかない程度の語感の持ち主は何を論議しようとしているのかな、と思います。

(ライターに対してというよりはチームプロジェクトとしてのシナリオ完成度かな?)



開発の影響で当然シナリオは変更や削除を強いられます。このゲーム開発はダメだとライターさんは途中で悟ったと思います。だから良いシナリオは諦めて(どうせとんでもない設定変更や後半の削除とかが後で来るからね)、遊びの要素を潜ませることに勤しんだのだと思います。

主人公を討議する会議でライターさんはサメのことばかり言ってたという話がありますが、この時点で結末(開発の都合で変更や削除がとてつもなく増えることやそもそも欠陥ゲームソフトというシナリオ以前の問題)が見えていたのかもしれません。場数を踏んでいるから予想がついていて当然だし、わかっていれば過去と同じように無駄なことに時間を費やすのは馬鹿らしくなります。

このメンバーじゃ碌なゲームはできないからそんな討議は無駄だって会議で言う事はできないです、チームのモチベーション落とすことになるから。でも、現実を見て少しでも面白いゲームを作ることを考えようよって暗に言いたかったのかもしれません。


瞬間的高視聴率!という程度ですが

私は結構サメのあたりのノリが好きでした。

ココ面白かったよってライターさんに伝えたかったね☘️