幻想水滸伝の村山吉隆さんはカラムーチョがお好きだったとどこかで見ました。


私は幻水Ⅱが好きで一時は攻略本を全て持っていました。無駄なので捨てて一冊だけ残ったのがこのカラムーチョの下敷きになっている双葉社の完全版です。

幻水Ⅰからの引き継ぎデータから起こるシナリオ「英雄」が載っているのはこの本だけなんだよね。他の攻略本の方がわかりやすい箇所もありましたが、結局この一冊を残しました。


私が幻水Ⅱに惹かれるのはざっくり言えば村山さんのシナリオです。

詳しく言えば人物の見方です。

ストーリーは目新しいものではないです。でも

キャラクターを各自の立場から設定して描くとストーリーはヒューマニズム溢れたものになります。

私はそれが村山さんらしさと思っています。


歴史書は書かれた当時の権力書に都合の良い視点で書かれています。だから私なんかは歴史をこいつのせいで戦争になったとかと考えてしまいますが

後世に伝わるのは、当時の権力者の都合の良い情報と歴史書が書かれた時の権力者に都合の良い視点で書かれた文書です。

村山さんの描く世界は歴史書とは違い、それぞれのキャラクターの内側から見た世界(立場や思いを)を踏まえた人間像と私は思いました。(個人の感想です😄)

日本語は相手の内から見るのが得意な言葉ですから日本語文化の特性かも?言い過ぎかな?😄


百英雄伝はあまり村山さんらしさを感じないんだよね〜村山さん変わったかな?

先に出たrisingと共通の魔導レンズの設定も当初から違和感を感じていました。世界観のどこまでを村山さんが考えたんだろうか?百英雄伝のセリフもほとんどが村山さんらしくないし…。全体のツギハギ感がハンパないんだよね。

ある意味、まだインストールされていない追加の3章のストーリー(ダウンロードコンテンツ)に淡い期待が持てるかな。多分これは村山さんが何も制限されずに書けたpartだと思われるからです


追記

村山さんはマーカスの章だけかもしれない。そこら辺の記憶が曖昧ですみません。☘️