『ステラ』

1990年アメリカ映画 109分

監督:ジョン・アーマン

脚本:ロバート・ゲッチェル

出演:ベット・ミドラー トリニ・アルヴァラード 他


泣けたー。


「東京タワー」みたいな、母一人子一人話。はすっぱな母とできた娘の組み合わせ。もうなんか、しょうがないこういうの。調べてみるとこれ原作があって、本作は三度目の映画化だそう。なるほど鉄板。


ステラ(ベット・ミドラー)の「人生って厳しいわね」、ステラにいつも寄り添い続ける男友達のベン(ジョン・グッドマン)がステラのことをいつも自慢げに言う「彼女は、街一番のセクシーさ」、スティーブン(スティーブン・コリンズ)が娘のジェニー(トリニ・アルヴァラード)に言う「ここ(自分の胸)に頭をつけて」という三つの口癖がホントによく利いてる。小説原作のせいかすごく展開の早い物語なんだけど、その台詞が全体を締めてて素晴らしい。はー。


それにしたってベンだなぁ。いいなぁ、こんな人がいたら。ジェニーとその恋人・パットの関係もいい。なんか、全てにおいていいなぁとしか言えないんだが。


そして最大の衝撃はジェニーが一時の気の迷いで付き合うダメ男がベン・スティラー!袖なしGジャン着てる(「メジャーリーグ」でチャーリー・シーンが着てたやつ)!!全然チョイ役なんだが、笑ったなぁ。セックスのことしか頭にないベン・スティラー。拒まれると殴ってるし(笑)


あと、スティーブンの相手・ジャニス役はマーシャ・メイスン。ニール・サイモンの元嫁。


   自分がいるとジェニーが幸せになれないと思い、

   ステラ、わざとそっけない態度をとる。

ジェニー「私のためを思って、そんな芝居をしてるんでしょ?」
ステラ「お前はご立派よ」

ジェニー「どういう意味?」

ステラ「ご立派な娘だわ…(ジェニーを睨み)世界は自分を中心に回ってるとでも?」

ジェニー「!?」

ステラ「他人のことを思いやる気持ちはないの!?はっきり言っとくわ…」

   ステラ、ごみを外に投げ捨て、

ステラ「あんたから解放されて、一人で暮らしたいのよ。もうあんたの面倒は見きれないわ…。ごろつきと付き合って、挙句の果てはブタ箱」

ジェニー「……」

ステラ「あたしの人生はどうなるのよ!」

   ステラ、挑発するようにジェニーを見て、

ステラ「たまには遊んで、楽しみたい。男も欲しいわ。シーツの下でじゃれあったり…これで分かった!?(奥の部屋に向かって)エド!出てきて!」

ジェニー「!」

   出てくるエド。

ステラ「決めたのよ。エドと結婚するの」

ジェニー「!」

ステラ「ハワイで仕事するの。朝っぱらからメソメソしないで!パパの”お屋敷”へお帰り!」

   気持ちをさえぎるように音楽をかけるステラ。

   泣くジェニー。

ステラ「出てって!」

   ジェニーに向って、瓶を投げつける。

ステラ「あんたが邪魔なのよ!」

   出ていくジェニー。

   その場に泣き崩れるステラ。


★★★★★★★☆☆☆