『ドクトル・ジバゴ』
1965年アメリカ・イタリア映画 197分
監督:デヴィッド・リーン
脚本:ロバート・ボルト
出演:オマー・シャリフ ジュリー・クリスティ 他
映画なんて見ない母親に激リコメンドされたことのある超大作。理由が不明すぎて怖い。
ロシア革命の経緯とかすっかり忘れてしまっているので感情で追っていくことしかできないし、実際、それを目的として作られた映画なのだろうと思う。でも、この映画が作られたのは65年のアメリカだったってのを考えると、なんつうか、いろいろ思惑があんだろうなぁ、と。
そういうことはともかく、構造としては学ぶことが多い映画。狂言回しとしての弟・エフグラフ(アレック・ギネス)の使い方や、冒頭と最後の電車のシーンのシンクロ、バラライカの小道具とか、なるほどなと思った。壮大な話でも何でも、脚本ってのはすっきりまとめてなんぼなんだな。
しかし、トーニャ(ジェラルディン・チャップリン。チャップリンの娘、目がそっくり)という妻がいるけどララ(ジュリー・クリスティ)に惹かれる主人公ユーリ・ジバゴ(オマー・シャリフ)、苦難の中の誠実な愛と言えば聞こえはいいが、これ結局不倫なんじゃないのか? 別に不倫が悪いとは言わんが、なんつうかこう、ちゃんと言い訳立ってますかね?と心配であんまり共感できなかった。
終わって、疲れて寝て見た夢の中の『ドクトル・ジバゴ』では、ララの貞操を奪うヴィクター・コマロフスキー(ロッド・スタイガー)が主人公で、ジバゴを小島よしおが演じていた。
パルチザンと行動を共にするユーリ。
少年兵を襲撃するパルチザン。
ユーリ、駆け寄るが、少年兵は息を引き取る。
上官、呆然とするユーリに、
上官「気にするな」
ユーリ「…人を、愛したことは?」
上官「妻と4人の子供がいた」
ユーリ「……」
★★★★★★☆☆☆☆