今年の年間トップは、YOASOBI 
こんにちは。
ボイストレーナー・メンタルコーチの小山まりです。
年間ヒットチャート「Billboard Japan Hot 100」
が発表されましたね。
音楽業界でも
怒涛の1年となった2020年。
どんなアーティストが
この年間チャートに並ぶのかを見ると、
2020年がどんな一年だったかということを
振り返ることができますよ
複数の指標を基に算出される複合チャート。
CD販売、ダウンロード数、ストリーミング再生回数、ラジオのオンエア回数、ルックアップ数（パソコンによるCD音源の取り込み）、ツイッターのツイート数（アーティスト名と曲名）、YouTubeとGYAO!のミュージックビデオ視聴回数、カラオケ歌唱回数などが指標に含まれています。
2020年 年間ソングチャート
①夜に駆ける/YOASOBI
②Pretender/official髭男dism
③紅蓮華/LISA
④I LOVE.../official髭男dism
⑤白日/King Gnu
⑥香水/瑛人
⑦宿命/official髭男dism
⑧マリーゴールド/あいみょん
⑨炎/LISA
⑩裸の心/あいみょん
いかがですか？
皆さんも耳にした曲が多いのではないでしょうか？
今回首位を獲得したYOASOBIは
「小説を音楽にする」
をコンセプトに持つユニットで、結成1年目。
しかもデビュー曲での年間トップ獲得となり、異例の快挙でした。
そしてなんと！
シングル盤のCDをリリースしていない楽曲の総合1位は
年間ヒットチャートを発表以来、初めてのことなんです！！
2019年に配信限定でリリースされたこの曲は
すぐにヒットしたわけではありません。
100位以内にランクインし始めたのは
2020年3月のこと。
そのきっかけは、
をの動画をアップする「TikTok」
この曲を
自ら撮影した動画のバックミュージックに使う若者が急増したことで
Youtubeの再生数の急上昇しました。
更には
謎だらけだったYOASOBIのボーカルIKURA(いくら）さんが
Youtube番組の「THE HOME TAKE」に出演し
歌う姿を初披露したことで、
さらなる反響を呼びました。
このように、従来のヒットを作る流れががらりと変わった2020年。
ライブで新曲を発表したり
テレビの歌番組や
ドラマのタイアップ曲を作っても、
リアルなライブ開催が出来なかったり
テレビを全く見ない世代が増えたことで
エンターテイメントのマーケットも
大きく変わってしまったのです。
アーティスが広げるのではなく
ユーザーが広げる時代になり
今までの音楽が
「所有」するものだった時代から
「共有」するツールに変わったように思います。
これからの「風の時代」
動きはさらに加速していくのではないでしょうか。
今までの「物質的な豊かさ」を求めて
物やお金を集めた地の時代から
情報・体験と言った
「目に見えない豊かさ」が求められる時代に突入したということを
音楽業界が先駆けて知らせてくれたような
年間のヒットチャートでしたね。
私も、
音楽を極めた10代20代を終えて
ここからの30代40代は
この音楽を通して
「人と人が心から繋がる為の音楽」
を極めていきたいと思います
ボイストレーナーとして500人以上の声を聞き
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