自己効力感とは

「ある課題や行動を、達成できる!と自分を信じる」こと。

 

つまり人の成長や挑戦を支える

とても大切な心理になりますね。

 

なかなかやる気が出ない人

勇気が出なくて挑戦できない人

高い意識が持続しない人

 

こんな人は要チェック!

 

今日は、この自己効力感の高め方について書いていきます。

 

自己効力感とは、カナダの心理学者アルバート・バンデューラによって提唱されたました。

 

これはよく、自尊心や有能感と混同されますが

自己効力感がある「課題」に対しての認知であるのに対して

自尊心や有能感は「より一般的な自己」に対する感情です。

 

 

自己効力感を高めるメリット

①チェレンジ精神を向上させる

 →ポジティブに行動する自分作り難しい課題に対しても積極的に行動するようになります

 

②打たれ強くなる

 →自分の能力と行動を見つめることで次の一手を考えられるようになります。

 

③成長に対するモチベーションが上がる

 →自分の行動に対する結果を受け止めることができ、さらに能力を向上させたいという

  モチベーションに繋がります。

 

 

 

自己効力感を高める5つの要因

達成経験

 自分自身の達成したこと、成功した経験

   (どのような行動をとったことで、どのような結果が得られ、どのような評価だったのか)

②代理経験

 →他者が達成したこと、成功した経験の観察

③言語的説得

 →その行動を遂行する能力があることを言葉で表現すること

   (表現する人は、自分でも他者でも良い)

④生理的情緒的高揚

 →体調や気持ちの影響

⑤想像的体験

 →自分や他者の成功(失敗)をイメージする

 

 

自己効力感を高めるには、この5つの要因をプラスの方向に持っていくことが必要です!

 

 

 

自己効力感を高める具体的な方法

 

①スモールステップの達成を繰り返す

  確実に達成できる目標を数多くこなし、達成経験を自分の中にためていきましょう。

  ここで注意したいのは難しすぎる目標設定です。

  目標が達成できない状態を繰り返すと、どんどん自信がなくなってしまいます。

 

②すでに成功している人を参考にする

  成功している人の本やSNSで代理経験を積みましょう。

  この時、結果だけでなく、どのような行動の末にその成果を得たのかを確認することが

  大切です。

 

③ネガティブな言葉をポジティブな言い方に変える

  言語的説得は日々自分が使う言葉に気を付けましょう。

 

④健康的な身体と健やかな心を保つ

 生理的情緒的高揚は毎日の食事や運動、睡眠などで

 自らの心身の安定を保つことが重要です。

 

⑤イメージトレーニングを習慣化

  自分が成功した良い想像的体験を習慣化することによって

  イメージの力で行動を加速させます。

 

 

以上、自己効力感について詳しく書いてみましたが

言われてみると当たり前のことのように感じますよね。

 

でもこの一つ一つを何となくやるのと

きちんと意識して、「行動→結果」のプロセスを踏むのとでは

目標達成に大きな変化をもたらすでしょう♪

 

自信がもてない

モチベーションが上がらないあなた

 

今日出来ることを

少しずつ生活に取り入れていきましょう!