今日もうまく演奏できなかったな・・・

あんなに練習して

あんに準備をしたのに

また緊張してしまった

 

いつになったら私はこんな弱い自分に勝てるんだろう・・・

いつになったら、気持ちよく演奏できるようになるんだろう・・・

 

 

こんな風に途方に暮れたことはありませんか?

 

 

 

こんにちは。

ミュージックライフクリエイターの小山麻里です。

 

音楽家であれば誰でも戦うことになる「緊張」

 

みなさんは、この緊張とうまく付き合っていますか?

 

大切なオーデション

絶対に成功させたいコンサート

大好きな人が見に来ている本番

 

絶対に失敗したくないと思えば思うほど

手足は固まり

呼吸が浅くなり

今まで出したこともないような

とんちんかんな音を奏でてしまったけ経験が

みなさん1度はあるのではないでしょうか。

 

私の学生時代は、この緊張に負け続けた

苦い苦い思い出ばかりです。

 

大学4年間、実技試験という試験では

一度もきちんと歌えた覚えがありません。

 

と言うより、緊張のあまり

ほとんど記憶にありません。

 

声楽科専攻にも関わらず

破裂しそうな心臓のおかげで

始めのブレスをせずに歌い出したことも・・・照れあせる

 

いや~苦しくて死ぬかと思いました汗

 

審査員の先生方はすべて般若か鬼か

この世のものではない凄まじい怪物に見えたし

(先生方、ごめんなさい)

 

先輩や後輩が聴講に来ているなんて情報が入った日には

もう、逃げたくて仕方がありませんでした。

 

極めつけは、大学生活最後の卒業試験で

歌詞が真っ白になり

でたらめなイタリア語で歌い上げた時は、

しばらく師匠の顔が見れませんでした。

 

緊張というより、今思うと、恐怖に近かったように思います。

 

「自分は劣等生なんだ」

という気持ちから

 

私は音楽なんてやってはいけないのかな。

師匠のメンツをつぶして申しわけない。

 

そんなことを常に思い

苦しい苦しい学生生活でした。

 

大学を卒業後ミュージカルの世界に入った私は

稽古中に、ある音楽監督の方に

こんなことを言われました。

 

「君は、ここをそんな大きな声で歌って、自分の声を自慢したいのか?

君の声じゃなくて、役の声が聴きたいんだ」

 

当時の私は、学生時代の豆腐メンタルをどうにか克服しようと

「きちんと歌おう、上手に歌おう」

ということだけを考えていましたが

 

この監督の一言で

自分の大きな間違いに気が付いたのです。

 

 

なぜこの物語のここで歌があるのか

この歌よって、主人公は何を伝えたいのか

この歌詞をこのメロディーに乗せる意味は

どんなブレスで、どんな表情で

どんな心の叫びなのか・・・。

 

 

私が選んだ世界は

ただののど自慢ではなく

役になる必要がありました。

 

そしてその役を研究し

物語や音楽を追求すればするほど

自然と緊張という呪縛から

解放されていきました。

 

 

 

そして、その思いを

どんな人にどう伝えたいのか。

伝えることで、その人の人生にどう影響を与えたいのか。

 

”自分がどう演奏したいのか”

 

ということから

 

”聴衆にどんな影響を与えたいのか”

 

ということを考えるようになりました。

 

それまでの私は

聴衆への感謝や敬意、信頼が全く持てず

独り舞台のような気持ちで挑んでいたんですね。

 

 

もしあなたが今、緊張と戦って苦しんでいるのならば

音楽をただ心から愛して、

聴衆をただ心から愛してください。

 

すると自然と、周りの評価が気にならなくなり

自分の音楽が見えてきます♪

 

そして、あなたの音楽界での使命が明確になった時

この世界に進んだ自分のことが

今より何10倍も

愛しく思えるでしょうピンクハート

 


 

 

音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜

もっともっと音楽を愛して

自分らしく楽しんで活動していきたい方

 

たくさん頑張て来たあなたの

あと一歩をお手伝いします。

 

まずはお気軽に体験セッションにお越しください♪

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

ミュージックライフクリエイター

小山麻里